好きなことが見つからない

「好きなことを仕事に！」

「自分の好きを仕事にする！」

 

って言いますけど、
自分の好きなものが見つからない、
ない、わからない、という人は
多いんじゃないかな、と思います。

 

 

好きなものは、見つけるものではありません。

 

出会うものです。

 

 

私が一番最初にやった仕事、

英語ができる人たちのための派遣会社

これ、私が好きだから選んだのか？
っていったら、そうではないです。

 

好きもなにも、やったことないことだから、それすらもわかりませんって。

 

だけど、好きかなと思える要素はありました。

 

例えば、英語につながる仕事であること。
当時留学から帰ってきたばかりなので、
なにか英語に関連する仕事がしたい、

 

翻訳？

通訳？

ガイド？

ぐらいしか思いつかない
普通の認識ですけど・・・

 

そういう人たちの仕事を間近で見れる、
というのは、とても興味がありましたし、
ワクワクしました。

 

そして、実際にはじめてみたら、
私は通訳者を派遣する部門で仕事をしていたのですが、それが、結構面白いんです。

 

レベルの高い通訳者派遣会社だったので
国際会議の同時通訳とか
大きな講演会の通訳とか、

 

クライアントさんも京都だけに
◯セラさんとか、◯場製作所さんとか、
大学などの研究機関とか
大手さんが多かったのですね。

 

そういうところに同時通訳を派遣するときって、会議の資料とか、内容とか、全部事前に派遣会社が手配するんです。

 

講演の原稿があったら、それを英日両方で手配します。

 

「これがあったら、誰でも通訳できるやん？」

と思うこともありましたが・・・

 

 

 

集めた資料も、そのままほいっと渡すわけではなく、もちろん中身を確認して、整理してから送るわけですね。

 

 

当時まで、Eメールが普及し始めた時代で、モデムでぴーひょろひょろ、とネットが繋がった時代。

 

FAXとメールを駆使して
資料を集めて読んで整理して送って、
という仕事をしていました。

 

 

やりはじめてやっと、
「面白いなぁ、こういう仕事。いろんな世界のことを知ることができる！」

と思ったんです。

 

 

これ、やり始める前と後では
まったく仕事に対する意識かわりますよね。

 

 

そこから次は、写真図書館で仕事するわけですが、それも、

「写真すきー！」

「編集とか執筆とかやってみたいー」

という単純なワクワクからです。
もちろん、経験は、ナイ。

 

 

自分ができるかどうか

ではなく

それ、面白そう！かどうか、で
仕事を選んできただけなんですよね。

 

 

まあ、お勤めの仕事って
こんな感じで、あとは条件さえあえば、というところで選ぶのが一般的だと思うのですが、

 

 

個人で行う起業のスタイルだと、
もうちょっと必要になる要素があるんですよ。

 

 

「わ、これ、面白そう、やってみたい！」

とワクワクする動機を持つことも一つ、

 

 

また、もう一つは、

「私がこれをやらなくてどうする？」

という、自己重要感。

 

 

ぶっちゃけ、起業なんて
やってもいい、やらなくてもいい、
自分で決めることですから
やらないと死ぬ！とか
必修科目ではないですよね。

 

 

だけどそれをやるからには、

「自分がやらなくちゃ！」

という、いい意味での勘違いが必要ですよね。でないと、どーにもならん　笑

 

 

なのでね、起業する動機なんて、
ぶっちゃけ、なんでもいいんです。

 

 

なにかのきっかけで出会いがあれば
そこを起点として自分が本当に好きでやりたいことに、出会えていくものだと思います。

 

 

なので！

 

 

 

いまもし、何かをやりたいかもしれない、
だけどどうしよう？と思っているのなら、

 

少しでも、ワクワクを感じられているなら、すぐに初めてみてほしい。

 

だって、やってみなきゃ
好きかどうかなんて、わからないですから！！！

 

 

なんだ、結論。

 

とにかくヤレ！

 

 

・・・ってことか？！

 

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

 

ギール里映