祇園ささきにて〜味覚をリセットする体験

こんにちは、ギール里映です。

 

 

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.1062

 

 

自分の
「美味しい」をリセットする時間

 

普段、「美味しいことが大事」
ってお伝えしてますが
この美味しさって、
それぞれの人によって
基準が違うんです。

 

例えば、うどんでいうと
関西風に、黄金いろのお出汁が好きな方もいれば、
関東風に、甘めのがっつりしょうゆ味がすきなかたもいる。

 

どっちがいい、悪いじゃないけど
どんな味を美味しいと思うのか
美味しいとするのかは
知っておいたほうがいい。

 

そしてもっと言えば、
味は、経験。
美味しいものを食べたことのない人に
美味しいものはなかなかわからない。
なので私はなんでも試してみる、
なんでも体験してみる、ということをしています。

 

京都で、
日本一予約が取れない
京料理店Sにて
食事をしてきました。

 

ここ、リピーターさんでいつもいっぱい、新規予約が入れることはほとんど不可能。
ミシュラン２つ星を獲得されている
食通垂涎の料理屋なのです。

 

別に、高級料亭に行って来た自慢をしたいわけではなく、
この、リピーターが絶えないお店には
人が愛してやまない理由がターーークさん詰まっています。

 

まあ、ビジネス的にも、参考にしたい要素がいっぱいあるのですが。

 

ここの店主が作り出す料理は
「和」の基本である、素材を大切にすること、
そして素材の味を大切にすること
が徹底されているのです。

 

季節の、旬の食材、
海の幸山の幸を
良いものを店主が厳選して仕入れ、

 

それを、板場さんが朝7時から仕込み、
営業は１８：３０から１回転のみ、
完全予約制、全員同時にスタートします。

 

そして夜の12時ぐらいまで、
片付けや翌日の仕込みで仕事をされるとか。

 

そんな、人に美味しいものを食べてもらおう！！！
という気持ちだけで、
全力で取り組む店主と、
その店主のもとで働きたいと願う
板前さん候補たちが後をたたないという
潔いお店なのです。

 

私はここに、定期的に訪れるようにしています。

 

また、そこには、だいたいいつも、
母が一緒です。

 

料理屋の女将として仕事を切り盛りしてきた母も、
美味しいものを食べることが大好き。
今年７５歳になる母と
あれや、これや、
母娘トークをしながら
ゆっくりディナーを楽しむ時間でもあります。

 

こんな風に私は、
どんなに仕事が忙しくても、
自分の味覚と、
自分の立ち位置をリセットして
自分の想いを見つめ直す時間にしているのです。

 

昨夜のお食事、
初物の松茸や、
北海道から本鮪のトロ
クエのお吸い物や
うにとイカ、甘鯛のお造りなど
いつも通り、大満足のお料理でした。

高級な料理って、
ただの贅沢、ではありません。
本当によい食材を揃えようとすると
膨大なコストがかかりますし、

 

また高いプロ意識をもって
最高の料理に仕上げてくださる板前さんの技術や愛情、
そういったものにも
これまで膨大な時間がかかっていることでしょう。

 

板前さんの修行、
半端じゃないです。
旧態依然とした和食の世界、
丁稚奉公みたいなことからはじめて、
月給数万円からのスタートで、
休みなど、ほとんどありません。

 

そんな修行を積んで
料理の腕を磨き
最高に美味しいものを提供してくださろうとする板前さんたち。

 

彼らに対して、
そんな「価値」を提供してくださるのですから、
あの金額でいただけるのは
むしろ安い、といってよいかもしれません。

 

口も満足、
心も満足、
まさに英気を養い
滋養をいただき
活力になる食事でした。

 

美味しいものは、世界を変える！

 

本気でそう、信じられる時間でした。

（店主佐々木氏と一緒に食べトレくん！）

 

 

 

 

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

受付、今日まで！
食べトレクッキー

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

 

今月の受付は、今日までです！

 

こどもの好奇心をアップする！
ビーツ味
ヘンプパウダー味

 

秋の夜長には、クッキーでしょ。

 

%%%_LINK_12232_%%%

↑↑↑

お問い合わせ＆申し込みはこちらから

 

 

 

 

今日もお読み下さり、 
ありがとうございました^^ 
　 

　 
　

食べトレ代表
ギール里映