起業はおすすめ？やめとけ？

起業は果たして、いいのか、わるいのか？

 

いい、悪い、とは、ただの呼び方だと思うけど、起業してよかったな、と思うことと、

起業して、悪かったな、と思うこと、

どちらも、素直にシェアしてみよう、
と思います。

 

私の場合、「起業する」ってことは
特別なことじゃなかった、という事情があることを、まずお伝えしておきましょう。

 

実家は料理屋、自営業ですから
自分で商売をすることが”当たり前”な環境で育ってきていました。

 

だから、起業って選択肢がむしろ当たり前で、就職、というほうが、なんとなく不自然、な家庭でした。

 

商売ですから、
景気がいいときはいいし、
悪いときは悪い。

 

自営業で、社員さんも雇っていましたから、
どんなときでもお給料を払わなければならないし、その責任って、ものすごく、
両親は感じていたと思います。

 

お休みもほとんどなく
毎日ずーっと働いていましたが、
両親は、仕事のことで文句をいったり、
我慢したりすることは
全くなかった、と記憶しています。

 

だって、自分で選んだ自分のなりわいですから、文句いうことなんて、ないっしょ。

 

どんなに景気が悪くても、
どんなに嫌なお客さんがきても、
それが、自分で好きな商売をすること、の一部であるだけで、

 

だから文句をいうとか、辞めたいとか、もやもやする、とかは、ないわけです。

 

一方、就職という道を選んだ人は、
それが自分で選んで就職した会社であるにもかかわらず、

 

文句いう人は言うし、
続かない人もいる。
うちの夫も文句いいながら、ずーっと同じ仕事をし続けていますが

 

「じゃあ、仕事変えれば？職場変えれば？」

というと

「そんなこと、できるわけないじゃん」

とか

「自分で選んでない」

とかいうわけですよ。

 

 

じゃあ、自分が寝ている間に、誰かが勝手に自分をその会社に就職させたのか？！？！

と思ったりもしますが、
うちの夫はそういう思考のようです。

 

起業してよかったな、と思うことは

自分の人生は自分で決めてるって実感が
とてもたくさん持てることです。

 

景気いいときも、悪いときも、
自分の気持に正直に、
肚をくくって
好きなことを一生懸命やるという場所に
自分を送り込んだことに対して、

 

ちょっぴり、そこが、誇りになっている、

と言えると思います。

 

 

もちろん、収入面では
不安定であったり、心配ですよね。
安定した給料がいただけない状態って。

 

先日開催したオンラインサロンの
リアルグルコンで、
こんな意見のシェアがありました。

 

食べトレのインストラクターさんで、
会社員をしながらのダブルワークで
インスト活動をしている方です。

 

彼いわく、

 

「会社にいって、給料をいただきながら活動するって、

安定した収入を得ながら、収入のことを心配せずに、本当に好きなことを思う存分できるっていう利点がある」

 

とのこと。

 

 

これ、私も、めっちゃ納得しちゃいました。

 

 

起業って、本当に好きなことを仕事にしたくてするもの、なのに、

そこで収入の枠に縛られていて、
ついついやりたくない方法とか、方向とか
そっちに向かってしまっていたら、

 

そもそも、何のために起業したのか、
それすらが、本末転倒になってしまいます。

 

就職しながら起業って
確かに時間的制約とか、体力的制約なんかもありますが、

 

もしかしたら、好きなことを思う存分仕事にするための、最高の働き方なのかも、知れません。

 

だから、ダブルワークを推奨します！
とは、いいませんが、

 

一つの考え方として、
知っておいていただけたらな、と思いましたので、シェアさせていただきました。

 

 

 

みなさんにぴったりな
ワーク・ライフバランスって
別に、他の人と同じじゃなくて、良いと思います。

 

 

自分の人生は自分で決める！

自分の働き方も、自分で決める！

 

そういう自由な発想を与えてくれることが、起業の良いところの一つなのかな、と思います。

 

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

ザトレ主宰
ギール里映