起業したら幸せになれるのか？

起業していて、いわゆる「成功」していたら、そりゃ、言うよね、「起業っていいよー！！」って。

 

だけど、「成功」ってなに？

と、最近いろいろ考えています。

 

成功法則とか、なんだとか
ビジネスにおいて成功するって、
つまり、お金を手に入れる、ということと
イコールに言われていることが多いですね。

 

儲ける、稼ぐ、お金を作る、

たくさん作ったら成功！

 

みたいな感じ。

 

 

だけどこれ、本当にそうなのかなぁ。

 

人生、成功すれば幸せ！
みたいなことも言われていますが、

 

そもそも、成功って、なんなんだー？！？！

 

起業　＝　成功

じゃないし

お金の量　＝　成功

でもない。

もっといえば、

お金の量　＝　幸せの度合い

でもない。

 

 

ではなぜ、人はお金をほしい、とか
成功したいって思うんでしょう？？？

 

ちょっと、話を戻します。
起業はいいのか、悪いのか、の続きです。

ではそもそも、起業して成功するってどういうこと？
反対に、失敗するって、どういうこと？
を、掘り下げていきましょう。

 

一般的なイメージとして：

 

起業の成功＝

たくさんのお客さんに出会って
自分の商品を買って頂いて
たくさんお金もうけができる

 

起業の失敗＝

集客ができず、お客様に出会えず、
下手したら借金を抱えたりして
やりたいことが続けられないような状態になること

 

って、感じですかね。

 

 

起業の成功を、もう少し、掘り下げていきたい。

 

⇑の成功、
それっぽいなとは思いますが、
コレ、あくまで表層的な成功だなって
気づいていただきましたか。

 

ちょっと想像してください。

 

例えば、性産業。

性の欲望を満たしたい人たちのために、
性産業があって
お客様は大満足、
販売しているほうも結構、儲けている業界です。

 

性産業って、世界一古い業界だから、です。絶対にこの世からなくならない業種。

 

お客様のニーズを満たし、
お客様もハッピー、売り主も儲かってハッピー、という、いわゆる成功している業界です。

 

が。

 

そこで働いている人たちって、
本当にみな、幸せなのかなぁ。

 

その業界で働く男女って、
ずばり、お金のために働いていて
それで稼ぐ人は稼いでいると思うのですが

 

じゃあ、この成功している業界に
多数の人が入りたいか、といえば、
決してそうではないと、思いますし、

 

自分や、もしくは家族が、
その業界で働きたいといったら、
あんまり、賛成できない業界ではありますよね。

 

だけど、

 

成功している業界ですよ？

儲かるんですよ？

人のニーズを満たして、幸せになってもらえるんですよ？

 

だけど、やりたくない、と思う。

 

それはなぜなのか。

 

 

単純です。

 

人は、「お金のため」だけに働くってことが
浅く、つまらなく、ココロからの満足感が得られないってことを

 

うすうす、気づいているからです。

 

いくらお金が稼げても、
性産業では働きたくない。
なぜなら、ソコでも儲かっても

 

「成功した！」

 

という気がしないからです。

 

なので、ですね、私は
お金儲けができたら成功、とは
ちっとも思えないのです。

 

画廊に勤務しているときも
破格のお金持ちとたくさんオシゴトしてきあしたが、
社会的には彼らは「成功者」として
見られていましたが、

 

その裏側は、かなり黒かったり
辛かったり
ダークな部分も深くてでかくて、

 

幸せそうではないな、という方も
たくさん見てきました。

 

 

なので、

 

起業をする

↓

儲かる

↓

成功する

↓

幸せになる

 

という図式は、あんまり、考えられない。

 

 

儲けたい

　L　何のために？？？

 

成功したい

　L　自分の望む成功って、
　　　どういう状態？？

 

幸せになりたい

　L　自分の望む幸せの形って？？？

 

この３つは、
もし、起業を考えているのなら、
ちょっと深めて考えてみてもいいのじゃないかしら。

 

儲かるから起業、とか

成功したいから起業、とか

経済的自立したいから起業、とか

 

 

それだけだったら、別に、
性産業のほうが、手っ取り早いですよ^^

 

なぜ、わざわざ、起業するなら
そのコンテンツを選びたいと思うのでしょう。

 

そこを掘り下げてみたら
自分のなかのいろんな想いが
溢れ出てくるんじゃないか、って思います。

 

 

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

ザトレ主宰
ギール里映