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果たしてグーグルは、イースターを祝えるのか?

こんにちは、ギール里映です。

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.1247

 

=================
グーグル先生は、イースターを祝うのか?
=================

イースター!
って、日本では祝いませんよね 笑

 

だけどうちの夫&息子、
さすがにお国柄なんでしょう、
おおはしゃぎ、おおさわぎ、です。

IMG_0678.JPG

(パパと一緒に、チョコレートの卵を作っています)

 

日本人の私からしたら、
イースターの意味がさっぱりわからない。

 

「マミー、イースターってなに?」

と訊かれても、全く答えることができません。

最近ではグーグルがあるので
なんでも調べたらすぐに出てきますから
あまり心配はしなくていいですけど
昔、グーグルがなかった時代は
一体どうしていたんだろう、と、
考えてしまいます。

 

今、私達は
何かわからないことがあれば
すぐにグーグルで調べることができて
それも、スマホでできるので、
当たり前になってきました。

 

息子もまだ7歳ですが
もうタブレットを使いこなし、
調べたいものを、グーグルやYoutubeで
調べるようになりました。

 

これ、どうなんでしょうね。

喜ばしいことなのか、
懸念すべきことなのか。

 

新しいテクノロジーをどんどん使いこなしていくのは、時代の流れもありますから、
むしろ推奨すべきことのようにも思います。

 

だけど、人は便利になればなるほど、
どんどんと「できないこと」が増えていっているような気がします。

 

例えば、電話番号。

昔は、家、親戚、友達、
全員の電話番号を、全て覚えていたものです。

 

運転する人は、地図やナビをみなくても
どんどん道を覚えて、
空いている道はどれか、とか
どこが運転しやすいか、とか
自分のなかでデータベースができていたはずです。

 

だけどいま、
電話番号も、地図も、覚えなくてよくなった。
下手したら自分の携帯の番号すら、覚えていないなんてこと、ざらにあります。

 

待ち合わせをするのにも、
直前にグーグル・マップ調べたり、
遅れそうなら連絡したり、
なんなら場所変更、時間変更も、
直前でできたり、

 

便利になっていいのですが、
ふと、思います。

 

もし、携帯もパソコンもタブレットもなかったら。

 

私はサバイバルできるのだろうか。

息子はサバイバルできるのだろうか。

 

 

私、の世代は、まだ大丈夫じゃないかと思います。

なぜなら、大学生のころまだパソコンも携帯もありませんでしたし、
それでも海外に留学したり、就職活動したり、いろいろやってきましたので、

 

デジタル文明がなくても
生きていける気がします。

 

しかし、今の子どもたち、
グーグルやスマホなしで
果たして生きていけるのでしょうか・・・

 

うちの息子ですら、
たとえば、おトイレがすんで
手を洗うときに、
手をタップの下に差し出して待ってます。

 

つまり、自動に水道水がでることが
ほぼ当たり前になりつつあるからです。

 

いまや

ドアも自動

トイレも自動

カーテンの開け締めも自動

なにもかも、自動・・・

 

 

便利になって、ありがたいことですけど、
人としてのサバイバル能力は
どんどん低下する一歩なんじゃね?と
本当に思います。

 

私は、食べトレをとおして
食をカンタンにしたり、手間暇を減らす、なくすことをお伝えしていますが、

 

果たしてそれが、本当に、
お客様のためになっているのだろうか?

 

便利で快適にすることが
自分の仕事、であるにもかかわらず、

 

それが本当に、人のため、世の中のためになっているのかどうか。

 

やっぱり、葛藤はあります。

 

だけど、思うのです。
世の中が、便利になればなるほど、
簡便になればなるほど、
機能性があがればあがるほど、

 

食べるときぐらいは、ちょっと
食べ物と向き合ったり、
ほっとしたり、
エネルギーをチャージしたり、

 

そんな、人間っぽいひとときに
していただきたいなぁ、って。

 

先進国が便利になればなるほど
人としての機能が落ちていくような気がしています。

 

便利な社会に生きていればいるほど
食材、食べ物、という、自然からのチカラを取り入れて頂けたら、絶対元気になるしかない。

 

先日、レトルトの離乳食の話を
少し書きましたが、

 

レトルトの封をあけるなら、
なんなら、
生のきゅうりを、がぶりとかじっていたい、と、

 

生物として、動物としての
私の本能が
叫んでいるような気がします。

 

巷で多く起こる、人間の仕業とは思えないような犯罪や、悲しい出来事も、

 

もしかしたら、人間らしくない食べ物を食べ続けているせいで、昔よりも今のほうが、増えているような気がしてなりません。

 

世の中が便利になればなるほど、
そういう、人間っぽい感覚とか
人としての熱いココロとか、想いとか、

 

そういうものを、忘れないように生きていきたいな、と思います。

 

Happy Easter!!

 

 

本日も、お読みいただき
ありがとうございます。

 

ギール里映

 

 

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