子どもにビジネスを教える授業〜1000円から稼いで増やす？

7歳息子の学校の授業で、

一人１０００円をもってきて
ビジネスを作り
それをお友達に買ってもらって、
一番稼いだ人が勝ち！

みたいなことを、やるそうです。

 

 

学校側としては

働くことの意味とか、

働いてお金を頂くことを学ぶ、とか

人の喜ぶことを創造する喜びとか

を学ばせたい、ということだと思うんですが、

 

 

「一番稼いだ人が勝ち！」

というゴールが、
どうにも気に入らない。

 

 

まあ、数字とかはわかりやすい判断基準で、
資本主義社会ですから

たくさん稼いだほうが成功者

稼げない人が敗北者

 

として、判断されるわけです。

 

 

「私はそんな、お金で人を判断しない！」

と言っているアナタも、
婚活するときついつい

 

年商１０００万円以上、って、
考えていませんでしたか(^_-)-☆

 

 

もちろん、お金があると
できることは増えますし

お金って便利な道具ですから
それで可能性は広がるわけです。

 

 

が、しかし。

 

 

学校で教えるときに
たくさん稼ぐほうが偉い！みたいになるのは
ちょっとまってほしいなぁ。

 

大きなお金を作れなくても、
人にものすごい感動を手渡した人はどうなるの？

 

人に与えることができなくても
職人的基質で、
むちゃくちゃクオリティの高いプロダクツを創ることができたら？

 

決められた時間内では
完成させることができなくても、
長い目で見たら、
ものすごい可能性を秘めたプランを創ることができたら？

 

 

もちろん、こどもの学校の授業ですから
時間的制約なんかもあると思います。

そして何かゴールを決めないといけないことも。

 

 

だけど、実際、その人の価値は
稼ぐお金の量だけでは
決められないと思うんですよね。

 

例えば、画家のゴッホ。

彼は天才画家といわれ、彼の絵画はいまオークションにでたら、何十億円で取引されています。

 

人々が「価値がある」と認めている、という証拠です。

 

 

が、しかし。

 

ゴッホは生前、その価値を認めてもらえなくて、貧乏なまま死んでいきました。

 

 

ゴッホが贅沢な暮らしをしたかったかどうかはわかりませんが、
数々の作品を生み出し、自分の製作魂に忠実に生きて、きっと幸せだったんではないか、と思います。

 

 

また、ゴッホみたいに評価される結果になった人もいれば、

まだまだ評価されていない、価値在る才能は、あちこちに眠っているはずです。

 

 

そういうところに、私はロマンを感じます！

 

 

起業って、あくまでも一つの生き方の選択なんですが、

そのなかでお金に一番の価値を置くのも、

名誉？

家族？

自分の趣味？

 

 

何に価値をおいたって、いいじゃないですか！！！

 

 

それで自分が、納得のいく生き方をしていれば。

 

どこかもんもんと、
誰か他の人を羨んでいたり、
妬んでいたりすることなく、

 

自分の夢や想いに忠実に、
「楽しい」を基準に生きて、

 

毎日のご飯が美味しく食べられたら。

 

 

ほんと、ビジネスをガチにお伝えしている立場だからこそ、そう思います。

 

 

価値は、自分で決めろ！！！

 

 

息子は今度の授業で、何を学んでくるんでしょうね。

 

何にせよ私は、息子に
自分の価値の作り方や
世界の楽しみ方を
伝えていこうと思います。

 

予算の１０００円、きれいさっぱり
つかってこーい！！！

 

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

ザトレ主宰
ギール里映