子どもがおやつを食べすぎるんです、の理由とコワイ結果

こんにちは、ギール里映です。

子どもが生まれ変わる食事 vol.366

１０月になりました！

今日から違うテーマでお届けします。

秋もまっさかり、
食欲の秋、
スポーツの秋、
芸術の秋

ハロウィンや感謝祭（アメリカですが…）
ガイホークスやリメンブランスデイ（イギリスですが…）
とにかく、ワクワクしますよね！！

が、しかし！！！

この時期、子どものココロが
折れやすくなってしまう、
ということを知っていますか？

秋は、なんとなく落ち込む季節。
これをほおっておくと、
冬季鬱病というような
深刻な状態に
なることもあります。

秋のうつには、
様々な症状があります。

１　気分の落ち込み

ただなんとなく、
とにかく気分が沈む、というもの。

ワクワクするイベントが
多いにもかかわらず、
なんとなく、落ち込む。

私は小学生のころ
まさにこれで、

とにかく学校のイベントや行事が
いやでいやでたまりませんでした。

なぜか気分が沈むので、
楽しめないし、
むしろめんどくさい、と
感じていました。

２　疲労感

１と似ていますが、
なんだか疲れるー、
というもの。

最近のお子さんですぐ
「つかれたー」
「だるいー」
「しんどいー」
というお子さんは、
黄色信号かもしれません。

子どもはやっぱり
”疲れない”生き物です。

なぜなら彼らは、
疲れた、と感じたら、
プチっと電源がオフになり、
寝てしまうからです（笑）

そして症状の３つめは
昼間の眠気。

春眠暁を覚えず、
といいますが、
それとは違って

寝ても寝ても疲れがとれず、
その結果昼間も眠い、
という状態になります。

そうなると今度は
夜眠れなくなり、

子どもなのに昼夜逆転、
なんて生活になりかねません。

そして４つめ。
それはなんと、
旺盛な食欲！

食欲の秋、
なんていいますが、
それは実は、
秋のうつ症状の一つなのです。

本来気分が沈むと、
食事が喉をとおらない、
なんてことがありますが、

秋の場合は逆になることが特徴的。

とにかくお腹が空いて
食べ過ぎてしまうので、

その結果体重が増え、
さらに状態は悪い方向に
向かいます。

これら４つの秋うつの症状、
これらの原因は、
実は夏の間に食べていた
砂糖にあります。

夏の間、
アイスクリームやかき氷、
夏休みで実家に帰るからと、
おやつを食べ過ぎていませんでしたか？

こども会でもらうから。

ママ友がくれるから。

おじいちゃんおばあちゃんが食べさせるから。

夫が食べるのを欲しがるから。

その機会をいちいち
「まあ、いいか」
と思って許しているうちに、

お子さんが砂糖中毒に
なってしまっているケースが
本当に
本当に
本当に
多いです。

これが、
「子どもがおやつを食べちゃう」
２つの理由のうちの１つなのです。

うっかり食べさせて
子どもが中毒になってしまう。

ただ単純に
「甘いものが好き」というのと、

「甘いものがないと
いてもたってもいられない」
というのは違うのです。

お酒で考えたら
よくわかります。

「毎日飲まずにいられない！」
というのは明らかにアル中。

しかし、
「外食するときだけ楽しむ」とか
「週末だけ家でゆっくり」
というように、
自分でコントロールできているのであれば、
それは中毒ではありません。

日本人の８０％が
砂糖中毒と言われている今、
そのベースが子ども時代に
こうやって作られていっているのです。

子どもは、自分でまだ
食べ物を選べません。

何を、どう選ぶかは、
全てお母さんにかかっています。

お母さんがまず、
選ぶ基準を持ってください。

そのために今月は、
秋のうつ症状や、
また風邪、咳、喉といった、
この季節ならではの諸症状と、
食べ物の関係を
紐解いていきたいと思います。

本日も、お読みいただき
ありがとうございます。

食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映