ココロが折れない子どもと、折れても立ち直れる子どもの違い
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.367
今月のテーマは、
「子どもの折れないココロを創る」!
先日うちの子が、
こんなことを言いだしました。
「マミー、サッカーやりたくない」
うちの子は学校の課外授業で、
サッカーを選択しています。
イギリス人である夫の希望もあり、
サッカーをさせていたのですが、
突然、いやだと言いだしたのです。
よく話を聞いてみると、
お友達のR君が
サッカーをやめてしまったので
自分もやめる、
ということみたいなんですが…
このR君、
以前にもこちらで登場したことがあります。
突然うちの息子のことを
「きらい」
と言った子なのです。
そんなことがあって
傷ついているはずなのに、
まだお友達なんですね。
息子の胸中は計り知れませんが、
あんな悲しそうな顔をして
わたしにその事件を打ち明けたのは
たしか2週間ぐらい前だったと思います。
息子の立ち直りの速さには
私のほうがびっくりです。
ただ鈍感なのか、
打たれ強いのかはわかりません。
5歳児だから、
そんなもんだよね、
と思われるかもしれません。
しかし私が5歳のときは
もっと落ちこんでいたし、
いつまでも根に持っていたように思います。
そこで、ふと思うのです。
辛いことや挫折したことを
いつまでも根に持って
前に進まない子どもと、
すぐに気持ちを切り替えて
また新たに物事に
突進していける子ども。
彼らの、違いはなんだろう?と。
元々の性格が
落ち込みやすいタイプ
すぐに立ち直るタイプがある、
そんなふうに
思うかもしれません。
しかし、生まれ持った能力や
特性の差って、
実は微々たるものなのです。
だからこそ私たちは、
子どもをどう育てようかと、
教育や習い事、体験をさせようと
一生懸命なんですよね。
私たちが子どもの性格と
思っているものは、
実は生まれたあとの環境で
作られるもの。
例えば、親子関係、
兄弟姉妹関係、
保育園、幼稚園の方との関わり合い、
そして何より
毎日お母さんが食べさせているものが
子どもの性格を形づくっていきます。
しかし家族や人間関係は
おいそれと変えられるものでは
ないですよね?
だけれども、
毎日食べている食事だったら
簡単に変えることができる!
あなたが今、お子さんの性格だと
思っているものは、
食べるものが変わると、
変えることができるんです。
以前、個別相談をしたお母さんより、
こんなお声をいただきました。
「いつも本当に怖がりで、
新しいところに行きたがらず、
お休みの日に家族で外出
しようとしても、
無理やり電車に乗せて
近くまではいくけれど、
いざ電車を降りて、
駅を出ようとすると、
踏ん張って一歩も出ようとせず、
無理に引きずりだしたら
大泣きしていやがる」
というお子さんがいらっしゃいました。
こういうことがずっと続くので、
お母さんはいい加減、
外出するのも億劫になっていた、
といいます。
そこで私のご提案したレシピを
試してもらったところ、
「ゴールデンウィークに、
家族でこどもの国へ行こうと思いましたが、
また子どもがいやがるのではないかと、
不安でした。
なんとか支度して電車には乗せましたが、
駅から出てくれるかどうか、
とても不安でした。
しかし今回は、
どういうわけか普通に、
駅から降りて、
目的地にいくことができたんです。
こんなことは初めてだったので
とってもびっくりしました。」
と、話してくれました。
毎日少しずつ、
お子さんのココロとカラダは
成長していきます。
その成長を支える毎日のご飯が変わると、
子どものココロが変わるのは、
当たり前なんですよね。
では、なぜこんなに怖がりな子どもが、
怖い気持ちを払拭して
前向きになることができたのでしょう?
続きはまた明日!
本日も、お読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映