心肺移植で記憶が変わった？人のココロは、どこにある？

 

こんにちは、ギール里映です。

 

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.751

  

 

 

よく、ココロとカラダは繋がっている
と言われますし、

 

私も食べる筋トレをお伝えするなかで
よくいうセリフでもあります。

 

しかし、ココロとカラダが繋がるって
どういうことなんでしょう。

 

医師でもあり、
歯科医師でもある西原克成さんによると、

 

”心というのは動物の器官や組織・細胞の持つ働き（機能）のことです。

多細胞動物の出発点は細胞一つからなる原生動物ですから、心の源は、細胞という生命の最小単位の構造体が持っている働きによって発生するエネルギーです。”

つまり、

 

心＝細胞から生まれるエネルギー

 

ということ。

 

もう少し、説明します。

 

 

人の心と体の関係を探ろう、
という研究は、
動物実験で脳を違う動物に移植したり、というような
実験がなされてきているのですが、

 

「おおー、ここに、心があった！！！」

 

というふうには、まだ見つかってはいないのです。

 

 

しかし、アメリカで面白い報告がありました。

 

1988年に出版された
『記憶する心臓』によると、

 

アメリカで心肺移植を受けた
クレア・シルビアさんという女性は
ドナーの若い男性の心に変わってしまった、というのです。

 

クレアさんは難病に侵され、
バイク事故で死亡した若者の心臓と肺を移植する手術を受けました。

手術は成功し、クレアさんは元気になりましたが、
ある日、クレアさんは現実のような夢を見ます。

その夢の中でクレアさんは、ティム、
という名前の青年なのですが、
ティムの記憶を、鮮明に覚えているような感覚に襲われます。

 

その後クレアさんは図書館で
ドナーである若者の死亡記事を見つけます。

 

そして彼の名前が、本当にティムであることを見つけて驚き、
最終的には彼の家族を探してその事実を伝え、彼の家族の一員として受け入れてもらったそうです。

 

心臓を移植しただけでは
ここまでは変わらないと、
西原さんはいいます。

 

簡単にいうと、
人の心は、人の内蔵に宿る、ということになり、
それは、人の命は腸から発生しているという西原さんの生命エネルギー論を
裏付けるものになります。

 

現代の医学や科学は、
この世が質量のあるものだけで
成り立っていると考えがちですが、

 

実は目に見えない、
測りきれないもののほうに
人の免疫力や健康、
そして”幸せ”への鍵が
隠されているように、
感じずにはおれません。

 

 

食べる、という日常の行為を通して、
美味しい、と感じたり、
まずい、と感じたり。

 

また幸せ！と感じたり、
つまらない！と感じたり。

 

それらは実は、ただの「ココロ」の動きなのではなく、
内蔵をも表しているものだということが最近の医学で、
証明されつつありますね。

 

こういう研究、大好きです^^

 

 

 

 

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こどもの未来は、
食事で変えられる！

 

私はそう信じています。

 

  

 
今日もお読みいただき
ありがとうございます。

  

 

食べる筋トレプロデューサー
ギール里映