好奇心が学歴をつくる?!~こどもの好奇心は身につけるものではなく、身につくもの
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.477
どうやら、好奇心が高い方が、
高学歴になるともいわれます。
こどもの未来を考えるときに、
考える指標にしやすいのが「学歴」
私個人の意見としては、
学歴なんて実社会において
役に立つか、といったらあまり立たない。
私自身、
そこそこいい大学に行きましたし、
そのあと留学までしているけれど、
それらが採用の判断基準になるような
企業や仕事には興味がなく、
昔はWEBデザインの仕事をしたり、
ニュースレターの編集をしたり、
画廊のディレクターをしたり、
「自分のやりたいコトってなんだろう?」
という問いかけの元、
今となっては「回り道しすぎじゃね?」
というぐらい、
長らく自分探しの旅をしていました 苦笑
そして子どもの頃を思い起こすと、
テンションは低い子どもでしたが、
自分のやりたいことに関しては
かなりの好奇心をもって
全力で取り組んできた記憶しかありません。
今日はちょっと、
面白い記事を見つけたので
シェアします。
「年収150万円でぼくらは自由に生きていく(星海社)」
の著者、イケダハヤトさんによると、
「好奇心とは、文化資産である」
らしいのです。
どういうことかというと、
まず好奇心のある人は、
学問や学びを楽しめるようになり、
楽しいからがんばるし、
その道で秀でるようになる。
そしてその
”好奇心は、個人の努力で勝ち得る資産ではなく、
むしろ生育環境に根ざした「文化資産である」”
らしいのです。
文化資産とは?
文化資本とは、
社会学における学術用語(概念)
の一つであり、
金銭によるもの以外の、
学歴や文化的素養といった
個人的資産を指す。
(略)
社会階層間の流動性を高める上では、
単なる経済支援よりも
重視しなければならない場合もある。
(出典:ウィキべディア)
イケダハヤトさんによると
”「文化資本」は
耳慣れない言葉かも
しれませんが、
要するに
「本に囲まれた家庭の子どもは
自ずと本好きになる」
「親が茶道の先生だと、
子どもも礼儀作法を
自然と身につける」
「親が起業家だと、
子どもも起業家になりやすい」
みたいな話です。
「資本」というと
お金ばかりが目に
行きがちですが、
それ以外にも文化的な
資本というものも存在する、
という前提です。”
つまり、どういうことかというと。
カエルの子はカエル、
ともうしましょうか。
こどもは、親の当たり前のなかで
生きて行き、
それが今度は
こどもの当たり前になるのです。
イギリスの王室に生まれた
ジョージ王子は
みんなと同じ赤ちゃんとして生まれますが、
家が王家、そして
王子として育てられることで
王子になっていきます。
そして私も、
料理屋の子として生まれたので、
食に関する仕事をすることに
なんら抵抗もないし、
むしろそれが当たり前。
親が何を当たり前と思っているか、
ということが、
こどもの未来を作っていくといっても
過言ではありません。
どんな子どもに育てたいか、
も大事ですが、その前に、
まずはどんな親になりたいか、
そして
どんな人間になりたいかという信念を
親がどれだけ明確に持って
考動しているかによって、
こどもの好奇心の大きさは
変わっていきます。
そこで、皆さんに質問です。
みなさんは、
どんな人生を送りたいですか?
自分の人生を、
どんな風に作っていきたいと
思っていますか?
どんな自分になりたいと
思っていますか?
そんな、自分の人生のテーマがわかったら、
それに沿っていきていくだけなので
日々の小さい問題はもしかしたら、
そんなに悩まなくてもいいこと
と気付けるかもしれません。
こどもの偏食?
バランスよく食べさせたい?
添加物とか農薬とかだめ?
動物性食品は?
砂糖は?
牛乳は?
…
これらの果てしなく続く
食材一つ一つへの悩みは、
大したことにないことなんです。
自分のテーマさえわかれば、
これらの小さな悩みは
自分でどうすればいいのか
悩まなくなりますよ。
ぜひ一度、
しっかり時間をとって、
「自分は一体、何を望んでいるんだろう?」
と、考えてみてください。
考えて、考えて、
それでも答えが見つからない、
よくわからない、
という時には、
是非是非、私に相談に来てくださいね。
一緒に、考えていきましょう^^
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映