ウサイン・ボルト引退に思う〜夢の向こうにあるもの
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.674
ロンドンで世界陸上が行われています。
昨日も夜遅くまでついつい
観てしまいました。
今日はその話を少し
シェアさせてください。
世界陸上、お目当はやはり、
世界最速のオトコ
ウサイン・ボルト。
ボルト=イナズマの名前にふさわしく、
イナズマ級の速さで
世界中を魅了している選手ですが、
今期、この試合を最後に
引退を表明しています。
世界最速の男として
数々の記録とレジェンドを
作り出してきたボルトですが、
そのキャリアは決して
順風満帆ではありませんでした。
10歳のときに
それまで取り組んでいたクリケットをやめ、
才能を見込まれて陸上選手になりました。
やはり並々ならぬ才能で、
その5年後に世界一の座を手にします。
(世界最年少でもある)
が、しかし。
2004年のアテネオリンピックでは
1次予選を敗退し、
2005年には試合中に足を痛めた。
彼は脊柱側彎症という、
背骨が曲がる病気をもっています。
そしてなおかつ、伸び続ける背のおかげで
成長痛も半端ない。
そのため、カラダはいつも故障だらけだったそうです。
そこで彼が出会ったのは
敏腕、ミルズコーチ。
彼の元、4年計画で肉体改造を行います。
才能もある、可能性もある。
しかしそれを”世界レベル”にひきあげるためには、
必ずメンターが必要になるのです。
しかしボルトは練習が嫌い。
辛い練習、苦しい練習は大嫌いだとか。
しかしミルズコーチの指導とメンタリングのおかげで、
嫌いな練習にも取り組むことができるようになった。
若い時は、才能だけで勝てた。
しかし歳を経るごとに
それだけでは勝てなくなった。
(歳、っていっても、
このときまだ20代前半ですよ!!!)
飲んだ次の日は練習がもっときつくなり、
ましてや試合のある日だと
勝てなくなった。
だから自分を律して、
体調管理をするようになった。
そして2008年の北京オリンピックでは
堂々の三冠達成!
そこからことあるごとに
金メダルを取り続けています。
彼の夢は「勝つこと、王者になること」でした。
それを達成してきた今の彼の夢は
なんと
「人類最速のままキャリアを終えたい」
だとか。
若干30歳のボルト氏、
選手としては引退ですが、人生はこれから。
今後彼が何を考え、
何を夢見て行きていくのか、
むちゃくちゃ気になります。
そのまえにまず、
この世界陸上を
彼のなかで最高の成果を納めて
フィニッシュして欲しいなぁと思います。
夢に向かって走る人は、
ほんとうにかっこいい。
我が子にも、
ぜひそんな人生を歩んで欲しいなと
心から思います。
しかし、すまん、息子よ。
私のDNAでは、
ボルトよりも速く走ることは
”多分”無理だと思うので、
他のことに打ち込んでくれぃ!
母はいつも、全力で応援しています。
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映