クリスマスケーキとミツバチ〜食べる筋トレ流ケーキの選び方
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.781
クリスマスケーキとみつばちの数は反比例する?
とつぜんですが、世界からミツバチが消えているって、ご存知ですか。
クリスマスの時期になり、
どんなケーキを食べようかな、
とみなが考え始める時期に、
私がいつも思いおこすのは、
世界からハチが消えていく、
ということなんですが、
それがなぜかを、シェアしておきます。
2006年に初めてアメリカで、
ハチが消えている、という報告があり、
いまではすでに、北半球で1/4のミツバチが消えている、
といわれています。
このままの計算でいくと2030年には、ミツバチは全滅することになるそうです。
その理由について、いろんな説が出回っています。
電磁波?
農薬?
ストレス?
病気?
とにかく、諸説でまわっていて、
どれが本当なのかは、まだわかっていない状況です。
が、しかしこの度、面白い研究結果が発表されました。
Nature Communicationsによると、
(https://www.nature.com/news/controversial-insecticides-linked-to-wild-bee-declines-1.20446)
イギリスの田園地帯にすむ野生のハチ62種の個体変化を調べた結果、
農薬、その中でもとくにネオニコチノイド系といわれる農薬の影響で、
ハチが減少している、と結論づけることができる、
と発表されています。
この、ネオニコチノイド系の農薬は、
神経毒として知られ、
現在ヨーロッパでは使用を禁止している農薬です。
が、しかし。
日本では、これに関する規制はいっさいありません。
また日本は、世界で2番目に農薬を使用する国であり、
またそのなかでもネオニコチノイド系の農薬は、
「いちご」に多く使われています。
こどもたちが大好きないちご。
クリスマスケーキを飾るのに、なくてはならない(と思っている)いちご。
実はこのいちごは、農薬の検出値が高すぎて、
台湾に輸出しようとしたけれどもストップがかかった、
というぐらいのもの。
そんないちごを、大量に、とくにクリスマスに食べている私たち…
ちょっと、こわくないですか。
そもそも、イチゴの旬は春。
暖かくなり始めてやっと、こういう果物はとれるのですが、
なぜか日本ではイチゴの旬は12月…
うーん、やっぱり、おかしいよね。
日本でいちごを食べる、とは、
こういうことだということを
特に、脳の形成の時期にあたるお子さんをお持ちのお母さんたちには
知っておいてほしい。
ネオニコチノイドは、神経毒ですので、神経をやられます。
ちなみに、ネオニコチノイド系の農薬は、洗っても落ちません。
中にしっかり、染み込んでいます。
なのでクリスマスケーキ、
食べるんだったら、
いちごがのってないヤツに、してくださいね。
生クリームがどうの、とか、
小麦がだめだからクルテンンフリーで米粉がいい、とか、
砂糖がうんぬんって、
これに比べたら実はちっちゃい問題です。
いちごがなくても、なんとかなる!!!
<予告>
*もうすぐ募集開始します!日程をあけておいてね。
12月18日には
食べる筋トレ・ポットラックパーティ。
12月20日には
食べる筋トレ クリスマスのおはなし会
そして
12月24日には大阪にて、
食べる筋トレ・クリスマスパーティ。
わたしもとっても楽しみにしています!!!
============
こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映