朝食は食べるべき?子供が食べない場合は?
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.519
今日からいよいよ
3月になりました。
あちこちで受験合格!の
嬉しいニュースを聞いたり、
転勤や引越しなんていう
ちょっとさみしいご連絡も。
うちももれなく、
息子の進級があったり、
まさに、生活大変化直前の
わさわさ期です。
そのせいなのかどうか
わかりませんが、
今朝は我が家の5歳児と、
朝ごはんをめぐって
大攻防がありました。
いつものようにお味噌汁を作って
出しておくと、
「お味噌汁は食べない!!」
と言い始めた息子。
「パンケーキ作って!!!」
と、大騒ぎです。
しかし、パンケーキを作るには
どう考えても時間がない。
それに朝ごはんは基本、
玄米ご飯と味噌汁のギール家。
なので私の姿勢は一貫して
「食べたく無いなら、
食べないでよろしい」
というもの。
1食ぐらいぬいたって、
どうってことない。
「食べないと、お腹がぺこぺこになる」
ことを学ぶだけ。
私は母ではあるけれど、
レストランでもないし、
召使いでもない。
気まぐれなお客様の要求に
100%答えることが仕事なのではなく、
こどもに食べることの
意味と意図を伝え、
食べる習慣を作ってあげることが
仕事です。
それでも食べない息子、
挙げ句の果てには
事故なのか故意なのか、
お味噌汁はひっくり返り、
一面味噌汁の海。
一張羅の制服も
味噌汁まみれ。
お迎えのバスの時間までは
あと10分。
さすがの私も、
ブチギレましたよ。
しかしこの怒り、
どこに向けたらいいのかわからないので、
ただ黙々と朝の支度をし、
こどもを送り出すことに集中。
お椀に少しばかり残った味噌汁を
息子はのんで、
ご飯も食べていきました。
なんとか時間に間に合って
バスに乗せる間際、
悲しそうな顔をしている私に向かって
息子が一言。
「マミィ、ごめんね。
わざとやったんじゃないの。
マミィ、アイラブユーだよ」
その一言で
まるでオセロがひっくり返るみたいに
空気が変わりました。
なんだかうまく言えませんが、
こんな1シーンも
成長の過程。
5年前におぎゃーと生まれた
最愛の息子は、
こうやってますます
成長していくのでしょう。
親である私の仕事は、
息子と本気でかかわり、
彼の成長を誰よりも支えること。
そのために自分自身も、
常に成長し、
背中を見せられる存在で
ありたいと願っています。
しかし私だって人間ですから、
むちゃくちゃ怒ることもあれば、
ココロが折れそうな時もある。
疲れて動けない日もあれば、
ぐーたらしたい日だってある。
それでもこうやってメルマガを書き、
食のチカラを
一人でも多くの方に伝えたいと願い、
こどもの未来の可能性を
食から広げていこうとしているのは、
なんといっても
息子のためなのです。
息子に、最高にかがやく笑顔で、
思いっきり楽しく
生きがいのある人生を送ってほしいから。
ココロやカラダが整っていないことで、
手に入れられるはずのものが
手に入れられない、
なんていうことにならないために。
息子に朝お味噌汁をひっくり返されようとも、
私はこれからも
朝味噌汁を作り続けていくと思います。
20年後ぐらいに、
息子がこのメルマガを見つけたら、
なんて思うかな。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映