インストラクター、月商408万円のお祝いは
がんばっている人は、応援したくなる。
がんばってない人は、応援したくない。
あたりまえの、ことですよね^^
先日、とってもがんばっているうちのインストラクター、
仲根瑶子さんに、あるものをプレゼントしました。
仲根瑶子さんは食べトレのマスターインストラクター第1号。
月商もあっという間に408万円を達成、それ以降継続して7桁を達成しつづけ、
先日起業1年目にして年商1千万円を達成。
というと、彼女がものすごい切れ者で、出来る女、みたいですよね。
いや、実際、そのとおりなんですが 笑
ここまでの道のり、決して順調だったわけではありません。
最初、「インストラクターやってみませんか」という私からのオファーは、まず蹴られました。笑
その後もう一度オファーした際、ようやく「やります」という返事をもらったのが1年前。
金融機関で営業職をしていた仲根さん、ビジネスセンスがあるだろうという私の見込みとはうらはらに、
「先生、私、何を伝えたらいいのかわかりません!!!」
と、途中瞑想・・・ではなく、迷走状態に突入・・・・
まあ、そんな、紆余曲折が彼女にもあったのですが、
くわしくは仲根さんから聞いてください。
ともあれ、そんないろいろを乗り越えて、とにかくがんばってくれている仲根さんに、月商408万円達成のお祝いとして、ちょっとしたプレゼントをしようと思いました。
しかし私、ただブランド物をあげる、とか、ご飯をご馳走する、だけでは、物足りないのです。
なので、私が知りうる最高のプレゼントをしたいなと考え、あるところに連れていきました。
そこは、目黒区の住宅街のなかにある、とある料亭。
一見さんは一切お断りの、完全異空間なレストランです。
(店内は撮影禁止ですので、お料理の写真だけ)
ここは私が、以前画廊で仕事をしていたときに、一緒に仕事をさせていただいた思い出の場所でもあります。
なぜ、私がこの場所を選んだのか。
それは、「おもてなし」ってどういうものかを、見て、体験して欲しかったのです。
タクシーから降りると、白いユニフォームをきた男性が、懐中電灯を手元に店の軒先で待ち構えており、
門構えをくぐると、そこには只者ではない雰囲気を漂わせたオーナーがお出迎え。
静かな店内。他にもお客様はいらっしゃるけれど、他の方とはまったくすれ違わないようになっているしつらい。
そして店内の調度品からインテリア、装飾の全てに到るまで、オーナーの美意識が行き届いている空間。
おしぼりやお茶が運ばれてきて、その後にテーブルには水瓶が運ばれてきました。
なんとその中には、生きた稚鮎が泳いでおり、
「こちらを、のちほどご賞味頂きますね」と、ニコリと微笑む男前。
そのあとその稚鮎は、美しく唐揚げになって、私たちの胃袋に収まりました・・・
お料理は一つづつ、丁寧にサーブされてきます。
その器がまた、すばらしい。
基本的に和の空間なのだけど、シャープな直線とぴりりとした質感の和食器たちが、とにかくかっこいい。
とにかく、どこにも、目から、舌から入る情報に、まったくの濁りやノイズがないの。
こういう空気空間づくりって、ほんとうーーーーに、プロの仕事。
お客様を心地よくすること、とはつまり、心地よくならない要素をどれだけ排除するか。
「なんかちょっとここ、気になるんだよね・・・」とか
「見ていて、なんだか落ち着かない」とか
そういう感情を抱かせないのが、極上のサービスなのです。
画廊で仕事をしていた8年間、お客様をどうもてなすのか、ということを、社長から叩き込まれました。
そのたび、「ギールさんは愛想がないねぇ」と、よく叱られたものです。
だって当時20代後半〜30代前半、まだまだ若かったのですよ、私。
画廊勤務時代、数億円から数百万円の美術品を買っていただく、ということは、こういうことなのか、と、本当に多くのことを学びました。なぜたった1枚の絵や、たった1つの美術品が、そのような価値をもつのかを、体験体幹を通して腑に落とすことができたことは、私の今の仕事においても、大きな力になっています。
(画廊時代の逸話はたくさんありすぎるので、またの機会に)
人に対してビジネスをすることは、どういうことなのか。
人からお金を頂き、プロとして仕事をするとはどういうことなのか。
価格でなく、価値を提供するとはどういうことなのか。
そんなことを、私は、うちのインストラクターをはじめ、本物の起業家になりたい方たちに伝えていきたいと思っています。
さて、次は誰を、どこに連れて行こうかな。
そういう、連れて行くに値する場所を見つけることも、私の楽しい仕事です。