息子とヘンリー・ムーアを語れる日
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.1093
我が家の7歳息子、昨日
学校の遠足で箱根に行ってきました。
前の夜からワクワクして、
「明日絶対、6時に起こしてね!!!」
と念を押され、
当日もめずらしくちゃっちゃと準備完了、朝ルンルンでお友達とバスに乗り込んでいきました。
こんな風に楽しそうにしている息子をみられること、ありがたいなぁ、と思います。
小学校1年生のときって、
実は私、あまり記憶がないんですよね。
今では結構ああちこちで
「楽しい人」って言ってもらえるギールですが、
子どもの頃はどちらかというと、
学校の行事とか大嫌い、
遠足運動会文化祭、とにかく引っ込んでいたいタイプで、
かといってじっと黙っていることも苦手なタイプなので、まわりの子たちとも衝突することが多く、友達少なかった 笑
中学校のころはいじめられて、
仲間外れにされたこともあったなぁ。
(女子校だったので、いろいろめんどくさい)
昔から私は、いわゆる女子のいろいろ、が大嫌いで、
陰口
いじめ
足のひっぱりあい
そういう世界に巻き込まれるのがいやで、今から思えばそれだから、
一人でいることを選択していたような気がします。
まあ、何が言いたいかというと、
そんなに暗い子ども時代でも
心配しなくって大丈夫ってことです。
本気でがんばれば、
どんなに暗い私でも
人から愛され(てるよね、多分)
たくさんの人たちから応援していただける人間になりました。
そんなことを考えながら、
遠足にいく息子をおくりだしました。
そして夕方かえってきて、「遠足、どうだった?」と聞いてみたら、ぼそっと、
ヘンリー・ムーア
と、いうじゃないですか。
*ヘンリー・ムーアとは
イギリスの国民的著名な彫刻家で、日本でもとても人気です。代表的な作品は、親子、母と子どもを石でかたどった彫刻で、日本の美術館で所蔵しているところも多いです。
(箱根にあるムーアの彫刻です)
私が昔、現代美術画廊でアートディレクターをしていたことは、メルマガで何度かお話しているので、知っている読者さんもいらっしゃるかと思いますが、
その時にムーアの作品も、何点か扱わせていただいたのですね。
さすがにでかい、野外彫刻を買うお客様は限られますが、案外小ぶりな作品もあります。
まあ、そんな、昔を思い出す貴重な名前を息子の口からきいて、
いやー、びっくりした。
しかも息子、ムーアの彫刻を気に入ったみたいで、いかに感動したかをずっと語ってくれました。
なんだか、こどもの素直な感覚や反応に、心が痺れてしまいました^^
大人だと、美術品とか、彫刻作品とかいわれても、結構
「ふーん・・・・・」
じゃないですか???
きっと今このメルマガを読んでいるあなたも、「・・・・何がいいたいのだ、ギールは」と思っているかもしれない。
だけど、アートの何がすごいって、
何か実質的な役に立つ実用品では決してないけれど、
人の心を動かすことができるってことなのです。
彫刻からあふれるエネルギーや生命力を感じたらしい息子、将来自分もこんなの作りたいって思ったみたいです。
それにしても息子と、
ヘンリー・ムーアを語れる日がくるとは。
いやー、人生は面白いですね。
こどもの成長って、親が驚かされることばかりです。
そしてそんな子どもたちに成長させてもらっているのは、間違いなく親の方だと、今日も確信しました。
さてさて、ちょっとだけ今日は
ご案内をしておきます。
食べトレの講座、
もしかしたら来年1月から、
少し値上げになるかもしれません・・!
というのもいま、テキストの改訂を行なっているのですが、
もっとよくなるアイデアが
とまらないのですよ♡
ただいま、18時間で学べるインストラクター講座ですが、こちらにもう少し、加えたい内容がでてきちゃったり、とか、
中級の内容に、どうしても加えたいことが生まれてきちゃったり、とか、
いやー、ぼちぼち講座をスタートさせてから10ヶ月がたちましたが、
みなさんからのフィードバックを生かして、よりよい講座にバージョンアップしていこうと思います。
で、そのため、
若干、お値段があがってしまうかも、、、です。ゴメンナサイ
また正式に決定したところで
きちんとご連絡させていただきますね。
ではでは!
今日もお読み下さり、
ありがとうございました^^
食べトレ代表
ギール里映