1歳児が塩化ナトリウム中毒で死亡!〜塩の何が悪いのか
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.652
塩で人は死ぬこともあるし、自己肯定感をあげることもできる
今朝ニュースで、
1歳児が塩化ナトリウム中毒で
死亡した、
というニュースが流れていました。
この事件自体、
2年前に起こった事件なのですが、
このせいでまた塩が
悪者にされそうな予感です^^;
塩、と一言で言いますが、
田中さんが考える塩と、
デイヴィッドさんが考える塩と、
ジャマールさんが考える塩は
(誰だ、こいつら?!)
全然別物になります。
この事件で問題になっているのは
塩化ナトリウム。
つまり、塩のなかでも
精製された塩、ということ。
塩はそもそも
海水から作られたり、
岩塩といって土から掘り出されたりするものです。
(しかし岩塩の原料も
もともと海水です)
精製塩とは、海水を一度
電気分解して、
塩化ナトリウム比率を95.5%以上にしたもの。
そのため、天然の塩が
もっているカリウム、マグネシウム、
カルシウムなどのミネラルが取り除かれています。
そのため、精製塩は
塩味がかなりシャープで強く、
また消化&代謝に必要な
ミネラルを含まないので、
体にとって害になります。
今回の事件では、
精製塩を大量に、
といっても5グラムですが、
飲まされた1歳児が
かわいそうにもなくなってしまいました。
そのためまた、
「ああ、塩がよくないんだ」
と無塩ブームにならないかと
心配です。
人の体にとって
お塩は絶対に必要です。
しかしその塩は、
自然のミネラルをしっかりと
含んだ自然塩に限る。
ぜひぜひ皆さんには
いい塩を選び、
いい塩梅で使っていただきたい
と思います(^_−)−☆
(いい塩、の定義については
また今度。
長くなりますので)
さてさて。
実は明日、うちの子の誕生日です。
6歳になります。
長くてつらい不妊期間を経て
40歳になる直前、
やっと生まれて来てくれた
”奇跡”のこどもです。
息子が生まれたことで、
私には夢が生まれました。
私の夢は、こどもたちの未来を変えること。
今、2人に一人が
何らかのアレルギーをもち、
2025年には
2人に1人のこどもが
うつになる、と言われ、
やる気のないこども、
冷めてるこども、
がんばることができないこども
自己肯定感の低い子どもが
どんどん増えて行くこの日本を
本当になんとかしたい。
アレルギーがあるのが普通?
いやいや、そうじゃないでしょ。
うつも市民権をえて来て、
風邪みたいなもん?
いやいや、そうじゃないでしょ。
(うつがひどくなると
自殺が増えます。
日本人のこどもに自殺は
とても多いのです)
本当にやりたいことも見つけられず、
なんとなく、こんなもんだよね、
と言って、
やりたくもない仕事を
生活のためだけにして
不満を抱えて一生を送ったり。
人生、そんなに
つまらないものじゃないはずです。
一部の特別な人たちだけが
特別なことができる
という社会ではないんです。
昔だったら、
階級制もあったし、
士農工商もあったし、
女性蔑視もあったし、
やりたいことができない時代
だったかもしれません。
しかし今の日本は、
発言の自由もある。
階級制で仕事が限定されることもない。
女性だって社会にでて活躍することが
当たり前になってきた。
そんな、恵まれた時代なのです。
誰でも、何でもできる時代。
だからこそ、
自分の軸をもって
やりたいことをやりきるこども、
またそれが単なる
自己満足なのではなく、
他人や社会の役にたつことを
楽しいと感じてくれる
そんなこどもに育ってほしいと思っています。
そしてそれが、
自分のこどもだけでなく、
友達、仲間、そして将来の家族が
本当にやりたいことができる
未来を実現させたい。
これが、私の夢なのです。
そのために食って
とても大きな役割を果たします。
例えば、ちなみにお塩は、
こどもの自己肯定感に関わる
とーーーーーーーっても大事な
食材のひとつです。
毎日摂るものだからこそ
そのインパクトの大きさを
知っていただき、
使いこなしていただきたいと願います。
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映