アーユーゲイ?というイギリスのジョーク
楽しむ起業塾
The Training(ザトレ)主宰
ギール里映です。
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80年代ってそういえば
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先日、NYに行ってきました。
行き帰りの飛行機のなかで、
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て
あまりの凄さに感動、号泣し、
行きも帰りも繰り返し、
なんども観てしまったぐらいです。
その時何に感動したか、というと、
フレディ・マーキュリーが
貧しい移民から立ち上がり、
親の反対、世間の反対から逸脱し、
「歌」という自分の得意なことで
世界を魅了し、
45歳、という若さで
人生を全うしたストーリーに、です。
クイーンのファンでなくても
クイーンが大好きになる
パワフルな映画で、
この映画は、私を含む、
すべての起業家さんやインストラクター業をしている人に、観てほしい!!!
と、思います。
その中で、印象的なシーンがありました。
フレディ・マーキュリーが映画の中で、
自らの性的嗜好に疑問を持ち始め、苦悩する、というところです。
メアリー・オースティンという彼女がいながら、男性に惹かれていく自分におののき、
それをなかなか告白できずに戸惑う、という下りです。
これをみて、思い出しました。
そうか、70年代、80年代は、
「ゲイ」とか「レズビアン」とかは
人に言えないことだったんだ、と。
それから約40年たった今、
世界はがらりと変わりました。
アメリカやイギリスでは、履歴書に性別を書くことも、顔写真を貼ることも、禁止されています。
つまり、見かけや性別で、人を判断してはいけない、という、人道的理由から、です。
男性だろうと、女性だろうと、
黒人だろうと、白人だろうと、
髪の毛が金髪だろうと、白髪だろうと、
人を判断する基準は、そこではない、と。
世界はもう、そういう認識であるにもかかわらず、先進国のなかで、唯一ついていっていない国があります。
それが、日本です。
最近、テレビや新聞、雑誌の特集などでもよく見かけるようになった
「LGBT」という言葉。
あれ、なんのことかご存知ですか?
セクシャルマイノリティーと言われている
同性愛の方や、
自分の性別に違和感を感じている
方たちのことです。LGBTQと言われることもあります。
そして、ある調査によると、
日本にいる「LGBT」の方の割合は
およそ8%。
なんと、13人に1人いるとか。
小学校の1クラス40人がとしたら
クラスに2〜3人いる!
という計算になります。
これ、日本にいる発達障害と診断される子どもの数が、6.5%と言われていますから、それよりも多い、ってことになります。
でも。
実際会ったことがある人って少ない気がします。
世界では当たり前のことが、
日本ではまだまだ違う。
そのことを、フレディを観ながら思い出しました。
今日は、私の身近にいらっしゃる、
とあるLGBTの方をご紹介させてください。
その方は、鶴岡そらやすさん。
鶴岡さんは、女性として産まれましたが
ご自身では自分を女性ではなく、どちらかといえば男性よりである、と小さい頃から感じていたのだとか。
子どもの頃から、周りには
「ボーイッシュな女性」として
見られてきた鶴岡さんが
好きになった相手は、女の子。
(自分は、おかしいのかな・・・)
と、悩んだこともあったけれど
そのことを周りに言えないまま
隠してきた鶴岡さんが
ご自分のことを周りにオープンにしたのは
つい最近。
(私は実は、お会いしたときからわかっていましたけどね^^)
それまでは誰も周りの知人、友人、もちろんご家族も
鶴岡さんが自分を女性ではない
と思っていることも
女性が好きなことも
知らずにいたんですよね。
鶴岡さんは
「少し前までの私と同じように、
隠している人はいっぱいいますよ」
とおっしゃっています。
「子どもたちの中には
それが原因で、学校に行けなくなったり
自分を傷つけてしまう子もいるんですよ。
だから、みなさんに知って欲しいんです。
実は気がつかないだけで
あなたの近くにこっそりと
隠れているんだ、ってことを。」
鶴岡さんは、ご自身のことをオープンにしてから
「知りたいけど、どこで聞いたらいいかわかりません」
「聞いたら失礼なんじゃないでしょうか」
という相談をたくさん受けて、今回、
「お母さんこそ知っておきたい
LGBTのホントのところ」
という小冊子を作られました。
https://www.agentmail.jp/form/ht/11021/1/?geal
内容は、LGBTについての基礎知識と、
最近の世の中の動きについて。
そして一番の見どころは
悩める当事者の物語を書いた
心に迫る小冊子。
涙なしには読めません!!
ぜひ、お手に取って読んでみてください。
最後に。
「Are you gay?」
(あなた、ゲイですか?)
これ、イギリスではジョークとして、使われます。
どういう意味かと言うと、
誰かが何か、面白いことを言ったり
何か、スゴイことを成し遂げたりしたら、
それを称賛する意味合いで、
相手を褒める意味合いで、
Are you gay?!
You must be gay!!!
(あなた、ゲイでしょ?!
ゲイに、違いない!)
と、言うことがあります。
日本人からしたら、
あまり信じられない感覚かもしれませんが、
イギリスをはじめ、
西洋の先進国のなかでは
もはや、性別というものは、
意味をなしていません。
人の多様性を認める社会は、
もうすでに存在していているのです。
みなさんは、もし我が子が
「私、ゲイなの」
とつたえてくれたら、なんて答えますか?
素直に、正直に、
「そうなの、よかった!つたえてくれて!
自分にウソを付かず、まっすぐに生きたらいい。いつも応援しているから!」
って、伝えることが、できますか。
だからまず、知ろうよ。
現状を。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
ザトレ主宰
ギール里映
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3月21日
パパ料理研究家滝村さんとのトークイベント、気になった方はコチラからどうぞ^^
滝村さん自身「パパ料理研究家」として
”起業”し、12年つたえ続けて、
テレビや新聞、ラジオなどの取材も多数、
コメントや執筆の依頼も多数。
いまや「滝村さんにきけ!」
という地位を確立されたヒミツも、お話いただけるかもしれません(^_-)-☆
https://taberu-kintore.com/?
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タイプ別起業
自分のタイプを知りたい方はこちら!
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10タイプチェック表
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