カラダにいいものだけを食べていればいい、わけではありません
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.429
子どもの脳を育てる!
そのためには穀物と油が一番大事
ということをここ数日お伝えしています。
食材のチカラはものすごくて、
ただたんぱく質や炭水化物
ビタミンやミネラルなどの
栄養素がとれる、ということ以上に、
その食材がカラダに与える
作用というものは、
半端なくすごいんです。
しかし私は。
「〜〜がカラダにいいんですよ!!」
「XXを食べた方がいいですよ!」
とだけを言うことに、
とっても違和感を感じています。
なぜなら、
例えば「青魚の油がカラダにいいですよ!」
とお伝えすると、
多くの方はそればっかりを
たくさん食べようとするんです。
いろんなところで、
「いいもの」の情報を集めてきて、
いいものばかりをたくさん
子どもに食べさせようとする方が、
本当に多いんです。
「たんぱく質はたくさん
摂らせないといけない、
だからお肉かお魚のどちらかが
必ずメニューにあるようにしています」
「緑の野菜もいっぱい
食べさせないといけない、
だから青汁を飲ませています。」
「オメガ3の油が大事だときいたので、
サラダに亜麻仁油をかけて
食べさせています。」
このように、
「カラダにいい!」
といわれるものをかたっぱしから試してしまう、
という方が、本当に多いんです。
しかしこうすることで、
あれも食べなくちゃいけない、
これも食べなくちゃいけないと、
食べなきゃいけないものが
膨大になっていませんか???
一般的にどんなに良い、
と言われるものでも、
その食べ方、食べる量、
タイミングを間違うと、
カラダにいいばかりか
毒になってしまうと
知っていましたか?
そしてもっと言えば、
カラダにいいものをプラスし続けることによって、
食べる量の総量が多くなり、
その結果消化に負担をかけてしまい、
せっかく食べた良いものも
うまく消化吸収されないということが
起こります。
大切なことは、
「〜〜がいいよ!」と聞いた時に、
それがどのぐらいの量だったら
自分や自分のお子さんにとって
いいもので、
どのように食べることが
自分や自分のお子さんにあっているかどうかを、
お母さんが判断できることなのです。
ではどうやったらそれを
お母さんが判断できるようになるのでしょう?
こればっかりは、
自分で試してみるしかありません。
実際に自分で食べてみて
どうなのか、
またお子さんやご家族に
食べさせてみてどうなのか、
そのときの反応によって
食べ物、食べ方を学んでいくしか
方法はありません。
国も、政治も、学校も、
誰もあなたとあなたのご家族にとって
最適な食事がなんなのかということは
教えてはくれません。
しかし多くの人は、
自分で判断がうまくできなくて、
風邪をひきやすかったり、
体調を崩しやすかったり、
頭痛がしたり、
疲れが取れなかったり、
もっと言えば、
子どもがぐずりやすかったり、
イライラしやすかったり、
やる気を見せなかったりするという
サインを見逃してしまっています。
カラダやココロに
何かのサインが出ているのであれば、
その多くは食事を変えることで
改善することができる。
その事実を、
実に多くの人が知らずに
過ごしてしまっているというのが
今の状態です。
昨日コンサルティングをした
生徒さん、A.K.さんもその一人。
あれもこれも、
いい!と言われるものを
たくさん入れることで、
栄養が取れると思っていらっしゃいましたが、
実際それらが食べ過ぎにつながり、
せっかく食べている「よいもの」を
生かし切れずにいらっしゃいました。
部活や塾で忙しい息子さんを
サポートしたい、
という思いで
食べる筋トレを始められ、
主食を変えることでお子さんの
やる気やスタミナを強化し、
早朝から夜遅くまでかかる
塾と部活に対して、
しっかり集中して取り組める
ココロとカラダを
すでに手に入れられています。
そして気がついたら、
お子さんのアトピーが治っていた、
というオマケも付いてきました。
これからますますFさんは、
ご自身とお子さんにとって
最適な食事、最適な量とは何かを
ご自身でわかるようになっていかれます。
その判断の軸さえ手に入ったら、
あとは何を食べる時にでも、
その軸で判断できるので、
食べるものに振り回されずに
済むようになります。
Fさんとお子さんのますますの変化を
とっても楽しみにしています!
さてさて、
先日からご案内している
クリスマス特別企画、
食べる筋トレクリスマスパーティの
ご案内が、
いよいよ明日からできそうです。
日程は12月23日(祝)ですので、
予定を空けておいてくださいね!
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映