一生の間に、どれぐらい食べるんだろう?〜数値化するとよくわかる!
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.490
1年も、12分の1が
終わりましたね〜
今年も
あっっ
というまに、
終わっていく予感です。
さてさて、
本日も個別相談会を
開催していました。
今日お会いしたお母様から、
こんなご意見をいただきました。
「数字化すると、分かりやすいです!」
私が発行したPDF小冊子
「最強の食事14日間プログラム」
を読んでの
感想なのですが、
これ、どういうことかというと。
例えば、
1年間に食べている
食事の回数は、
1095回。
このように数字で表されていると、
とってもわかりやすくて
イメージしやすいです、
ということのようです。
そこで今日は、
いろんなものを
数値化したいと思います。
例えば。
こどもが10歳までに食べる
食事の回数は、
最初の1年は授乳や離乳食なので
カウントしないとしても、
9855回。
そして、日本人が一生の間に
食べる量は、
女子栄養大学の五明紀春教授が
出している数字によると
米は6トン
これはご飯11万杯分の量。
牛乳が3.4トン。
牛乳びん1万7000本分に相当します。
鳥獣肉類が2.2トン。
牛約6頭分だといいます。
そのほか、小麦 2.6トン、
砂糖 300キロ、
油脂 540キロ、
豆類 2.1トン、
魚介類 3トン、
卵 1.3トン(3万7000個)、
野菜 7.5トン。
果実類 3.8トン、
海藻 177キロ。
(講談社+α文庫より)
だそうです。
そして、食べ物から得る
総エネルギーは6000万カロリー。
これは大型の原子力発電所が
約5分間供給する電力にあたるらしい!
これだけたくさんの食べ物が
カラダの中に入るんですから、
その影響がない、
もしくは
あっても微々たるもの
と考えるのは、
どう考えてもおかしい。
毎日毎日の積み重ねは
本当に少しずつかもしれませんが、
それが人の一生となると、
こんな膨大な量になることは、
数字をみることで
一目瞭然です。
そして世の中に溢れている食べ物は、
野菜だけでも、、
日本で栽培されているもので
150種類あると言われ、
またそれぞれの野菜にも
品種による区別があり、
その品種も100種類を超えるものがある。
買い物に行く場所の選択肢としても、
日本国内には
18367件のスーパーマーケットがあり、
(スーパーマーケット統計調査調べ)
日本国内にある
コンビニエンスストアの数は
2016年12月現在
54501店舗。
(日本フランチャイズチェーン協会調べ)
そして日本全国にある
飲食店の数は、
平成18年では724295店。
(フードビジネス綜合研究所調べ)
こうやってみると、
いかに食べることが私たちの社会のなかで、
大きな産業の一つになっていることもわかるし、
またこれらの大きな数字を目の当たりにして、
じゃあ自分は、そして自分の家族は、
何を、どう食べたらいいのかを、
どうやって選び取ればいいのだろう???と、
途方に暮れてしまいますね。
これだけ、食の世界が広がるなかで、
何をどう食べたらいいかは、
誰も教えてくれません。
だからこそ、
私たちは迷って当然。
自分で我流でやっても、
うまくいかなくて当然。
だからといって諦めて
開き直る?
それとも、
毎日これだけの量を
食べ続ける食事を
正しく選ぶことによって、
食材のもつ力を使いこなせるようになる?
自分で、自分のパフォーマンスを
高める食べ方がわかると
今よりもっと、
食べることを楽しめるように
なると思います。
今さっき食べた晩御飯は、
これらの数字のなかの
ほんの一部ではありますが、
それはずーっと続いて行く
命のための、
大切な1ステップなのです。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映