7月14日は世界が変わった日
こんちには、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.996
京都、38度!
きたね、夏が。これでなくっちゃね、夏は!
7年前の今日も、同じように、
太陽が照りつける暑い日でした。
毎年この時期になると、
梅雨時期につけた梅干しを干そうと
天気予報とにらめっこするのですが、
7年前は、つけなかったんです。
それは・・・・
2011年7月14日、それは、
私の最愛の息子
AKA ちっちゃい彼氏
マシューの誕生日なのです。
何を、どうやっても、まったくうまくいかない不妊治療。
きついホルモン剤でぼろぼろになって、産婦人科の医者にも首を傾げられるほど、
何をどうしても、排卵すらしなかった私。
当時ヨガをしていたり、
なんちゃってベジタリアンをしていたり、
そもそも家は料理屋だし、
結構、いろいろ、気をつけていたはず、なのに。
「排卵しない」という
不妊治療の入り口に入ることすらできず、そこから一歩もすすめず、
「こどもが欲しい」
気持ちを諦めなければならないのかと
悩み続けた日は
もう随分前になります。
これが、私が食事を大きく学び直し、見直し、追求するきっかけとなったんです。
身体は、食べ物でできている。
食に気をつければつけるほど、
どんどんと深みにはまるドツボなスパイラル。
あれがいい、これはだめ、
巷の情報に振り回されて
お金も時間もなくなっていく。
それでも、何の効果も改善もみられない。
「やっぱり、食事ぐらいではどうにもならないんじゃない?」
と、半ば自暴自棄になったこともあります。
先の見えないトンネルのなかで
とにかく頑張ろうという気持ちを
支えてくれたのは
私のやることをとにかく応援してくれる夫と、とある食の先生の一言でした。
「ギールさんは、何のために食べてるの?」
何のため?
そりゃ、不妊治すためですよ
健康になるためでしょ
子ども産むためでしょ
やさぐれていた私は、
その意味がわからなかった。
だけどそれから、ふっと、気づいたんですね。
そうだよね、何のため?
健康になるために、生きてるんじゃない。
子ども産むために、生きてるんじゃない。
私は、自分の人生を全うするために生きている。
そう気づいた時は
本当に雷に打たれてみたいでした。
そうだよね、人生、自分の。
それを、精一杯、楽しく、
家族や関わる人たちと幸せに暮らすことだったら、子どもがいるとかいないとか、そんなに大変なことでもない。
天から与えられたもので
満足しよう、
足るを知ろう、
毎日、ご飯も美味しいし、
家族も元気だし、
夫は優しいし、
これ以上の幸せって、ないよね。
そんなことが心から腑に落ちた瞬間に、
まさかの、自然妊娠・・・・!!!
あの時の感動は
一生、忘れることができないでしょう。
それから妊娠を経て
息子が生まれて7年が経ちました。
毎日、いろんなことで泣いたり、
笑ったり、怒ったり、
ジェットコースターのような子育て真っ最中ですが、
そんなイライラも、
喜びも、
悲しみも、
味わえることすら、ありがとう、です。
マシューよ、かあちゃんは、
あなたを幸せにするために生きている。
自分の幸せを見つけて、
家族や、関わる人たちを、どうか幸せにする人生を送ってほしい。
人が、人の役にたつ!
そんなことが楽しい!!!と思える子どもたちが増えたら、
日本はもっともっと、素敵な場所になる。
マシューよ、きみは、
そんな子達とタッグを組んで
世界をもっと喜びと暖かさに満ちた世界にしていっておくれ。
私は普段、仕事ばかりで、
家のこともろくにできない
できそこないなかあちゃんだけど、
それが、不器用だけど、私の生き方なんです。
だからあなたも、自分の心が、心の底から充足する生き方を、
どうか、どうか、見つけてほしい。
このメルマガをお読みの方は、
お子さんがいらっしゃる方、
いらっしゃらない方、
たくさんいらっしゃると思いますが
誰のためでもない、
自分は、自分の人生を生きている。
だから今あるものを、
心から楽しみ、慈しみ、満喫してほしい。
そんな思いで、
私という存在が、
少しでもみなさんの幸せにお役に立てるのであれば、
これほど、人間冥利につきることはありません。
マシュー、お誕生日、おめでとう!!!
そしてみなさま、大切なことを
シェアさせてくださり、
ありがとうございます。
引き続き応援、よろしくお願いします。
本日もお読みいただき
ありがとうございます!
食べトレ代表
ギール里映