もし我が子がフレディだったら
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.1210
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もし我が子が、フレディだったら
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着きました、ニューヨーク。
気温、マイナス4度、寒いです。
時差ボケで若干、ぼーっとしてますが
お天気がよくて気持ちいいです。
お天気がよくて気持ちいいです。
12時間のフライトは
仕事したり
映画をみていたら
あ!と言う間でした。
案外、集中できる環境なので、好きかもしれない♪
飛行機の中で、ようやく、話題の映画
「ボヘミアン・ラプソディ」
を、観ることができました!!!
なので今、頭の中は、フレディーの音楽でいっぱいです・・・・!
概ね、よい評判なのですが、
Queenやフレディの大ファンの方からは
ものすごく酷評されていたり。
本当のところ、どうなのよ?!
というのが知りたかったのです。
まだ見たことない方もいらっしゃるので
ネタバレ的な話はしませんが、
この映画は、フレディ・マーキュリーの自伝です。
1991年にエイズの合併症、肺炎で亡くなっています。享年45歳。(若い・・・!!)
彼の曲はどれもきいたことある曲ばかりなのですが、彼が活躍した70〜80年代、ワタクシ中学〜大学時代ですので、
その歳では、彼の魅力には
気づけなかった・・・!!!
しかも当時、ハマっていた音楽は
ハウスやガラージといった
クラブサウンド。
ロックはどことなく、
本流すぎて
スルーしていたのですよ^^;
今から思えば、もったいない・・・・
ともあれ、あらためて、
フレディという人を
よくよく知ることができたわけです。
一言で感想をいうなら、
「よかったー!!!」
彼の音楽の素晴らしさ、
すんごくよく響きました。
歌詞がなんといっても、すばらしい。
アフリカで生まれ、
パキスタン人の移民としてイギリスに来て、
当時それはそれは、差別もひどかったと思いますし、イギリスも貧しかった。
こういう逆境だらけの人生だからこそ、
そこから何かを生み出したい、という欲求が溢れたんじゃないかな。
この時代のイギリスって、
音楽でものすごい才能が
たくさん生まれた時代です。
まるで1920年代のパリのアート界、
ピカソやマティスが生まれた時代ぐらい
音楽の才能が目立った時代でした。
イギリスには、人種差別のほかに
階級差別もあります。
日本ではあまり考えられない
差別が色濃く社会に浸透しているので
イギリスで「成功」するのって、
簡単ではありません。
そんな社会のなかで、
どんな国籍だろうと肌の色だろうと、
確実に認めてもらえるのが
アーティスト
という、存在です。
作家、ライター、芸術家、音楽家、などなどなど、とにかくこういう、芸術美術といったものを生み出すチカラがある人達は、
むちゃくちゃ称賛される国なので、
この分野で頭角を表すのが
社会的に「成功」を収めやすいのかも、知れません。
パッキーで(パキスタン人の差別的な呼び方)、
ゲイで
やりたい放題、あそこまでぶっちぎりで音楽で表現し続けた人生って、
すっげーな、
と、言わざるを得ません。
もし、我が子がフレディだったら。
うーん、ホコリに思うしか、ないでしょ。
無茶な生活で
エイズに罹患して
若干45歳で人生の幕を閉じてしまいましたが、
自分の人生を生ききり、表現しつづけた彼に、いまでも称賛がとまらないのは、そのせいでしょう。
人生が短かったとしても、
自分がしたいこと、やれること
人のためになることを
存分にやりきるって
感動しますよね。
健康に気ばかり使って、
自分だけが健康であればいい、幸せであればいいと考え、
なにも生み出さず、人の役にもたたず、
それで120歳まで生きたとしても、
その人生、どうなんだろうね。
フレディが映画のなかで、言ってました。
I decide who I am.
自分のあり方は、自分が決める と。
もう、このセリフに
ノックアウトです。
自分の人生は、自分で決める。
そんな、自分の人生に責任が取れる存在でありたいし、
またそんなふうに、息子を育てたいなぁ、と思います。
息子が自分で選んだのであれば、
それが、自分の人生を思いっきり生きることであれば、
それが人や他人を幸せにするものであれば、
私は全力で、応援したいな、と思います。
ひっそり玄米ごはんとお味噌汁を作って、
そんな彼を支えてあげられたら、
母として、教育者として
本望でございます。
本日も、お読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映
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