売りたいものだけを売っていたらいつまでも売れない
楽しむ起業塾
The Training(ザトレ)主宰
ギール里映です。
====================
ビジネス、基本のき
====================
福岡に、食べトレ協会の講演会をするために行ってきました。
今回はお父さんも2名参加!
なんだか、うれしいです。
家族の食事のことだもん。
お父さんにも、聞いてほしいです。
今回福岡に行った理由は、
もう一つありました。
それは、とある農家さんにお会いするため、でした。
私がずっと食べ続けているお米は、九州産なのですが、その生産者さんである農家さん、今回初めてお会いすることができたのです。
リアルな生産者さんとお話する機会って
本当に大事でなんです。
それは、
「農家さんたちが売りたいもの」
をまず、ヒアリングし、
それを
「お客様がほしいもの」
にするためのアイデアを出すのが、
私の仕事の一つなのです。
毎回、いろんな生産者さんとお話させていただき、いっつも思うことがあります。
みなさん、とっても、アツイんです。
想いがいっぱいあるんです。
いいものを作りたい、いいものを提供したい
という純粋な気持ちが
とにかく人一倍強い。
そういう生産者さんに出会うと、
私は本当にうれしくなります。
「ああ、こういう方々がきちんとがんばっていてくださるうちは、まだ大丈夫だ」と。
しーかーしー・・・
往々にして、農家さんたちが売りたいものは、消費者が買いたいものとは
乖離している場合が大きいのです。
どういうことかというと。
まずは、お客様の設定。
どういうお客様に買っていただきたいか、
という設定が、とーーーっても、曖昧なのです。
この、どういうお客様、というのは、
*どんな悩みをもっていて
*どんな欲望をもっているか
ここを明確にイメージされていないことが
本当に多い。
その結果、思うように売れない、
ということが起こっているのです。
世の中の、うまくいかないビジネスの問題点のほとんどは、ここにつきる!
と思います。
”どんな悩みと欲望をもった、
誰に売りたいのか”
ここさえ明確になって、
そこに対する商品を作ることができたら、
どんなものだって、売ることができます。
このストーリー、
ご自身のビジネスにも
あてはまりませんか?
「私の商品、絶対多くの人を救ってあげられると思うんです!!」
というアツイ気持ち、
それはとっても大事なんですが
お客さんのほうで
「救ってほしいんです」
というニーズかウォンツがないと、
無理なのですよ・・・
だから、私たちの究極の仕事は、
実際にものを売ることではなく、
世の中に、ニーズとウォンツを見つけ出す、
または作り出すこと!!!
これが、古今東西のビジネスの原点なのです。
あなたのお客様は、誰ですか。
どんな悩みを持っていますか。
どんな欲望を持っていますか。
ちゃんと、文章にしておきましょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
ザトレ主宰
ギール里映