今無駄と思うことは、本当に無駄なの?
ギール里映です。
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起業塾に入って、最初にやらされたタスク
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今でこそ、みなさんにビジネスをお伝えする立場になりましたが、私にもゼロの時代がありました。
「生まれたときからビジネスができる」
人なんて、近江商人でもいませんがな。
誰にでも、スタート地点があるものです。
実は今日、とあるお友達と、
お友達4周年なのです。
そのお友達とは、
私のメルマガにもよく登場する
上杉恵理子さん。
和創塾という、きものの着こなしを伝える講座を主催されています。
彼女とはとある起業塾で
ご一緒させて頂いたことがきっかけで、
お互いがゼロのときから
一緒に学び、切磋琢磨してきた友人です。
いやー、ほんとほんと、
上杉さんも今年4月には出版をしたり、
私も出版をしたり、
やっとビジネスとして形になりはじめているところでありますが、
出会ったときは、本当に、ゼロ。
そんな起業塾時代、
入ってすぐに
”やらされた”タスクがありました。
それは・・・
自分の欲しい物を1000個書き出すワーク、です。
ほしいモノ、というと
モノを連想しますが、
手に入れたいコト、でもオッケー、
だったように記憶しています。
最初は起業塾に入って、なんでこんなことするんだろう???と、はてなマークがいっぱいでした。
だって、起業塾でしょ?
もっと実践的なノウハウを教えてよ!
ビジネスの話をしてよ!
なんて、思いますよね。
欲しい物を1000個書き出すなんてワーク、つまんねー!!!!と思ったんです。
そもそも、物欲が全く無い私。
欲しい物が出てこないんですよ。
なので、
*新しいノートパソコン
とか
*新しい冷蔵庫
とか、実質的なものは欲しい物が浮かびますが、
*旅行 とか
*宝石 とか
*ペントハウス とか、
まったく書けないわけですよ・・・
いやー、欲しい物なんてないよー、と
泣きそうになりながらも、
このタスクを放置することもできたと思いますが、私、真面目なんで、一生懸命取り組みました。
「これ、まじで私、ほしいのか?」
というものも、ジャンガジャンガリストに入れていきました。
だって1000ですから、思いつく限り書かないと、埋まらない。
そうして、ヒーコラいいながら
結局がんばって1000個、出し切ったんです。
このワークの意味、当時はよく、わかりませんでした。
だけども今ならよく、わかります。
これ、ただ欲しい物を羅列するだけではなくて、私がココロの底で本当に本当にほしい未来ってなんだろう?ということを
真剣に考えるきっかけだったのです。
だって普段だったら、
ここまで頭に汗を書いて、考えたり
することってないですよね。
で、何がいいたいのか、というと。
みなさんも一度、
自分がほしいモノ、コトを、
1000個、書き出してみませんか。
これにトライしてみると
自分が心底ほしいものは一体何なのか、
何を一番大事にしているのか
自分の価値はどこにあるのか、
それらが、うっすら見えてくると思います。
当時はわけもわからず、
愚直に一生懸命やってみたワークやタスク、
今となっては、
無駄なことは一つもなかったな!
とってもいい学びをたくさん得られた場だったな!と、感謝の気持ちしかありません。
みなさんがもし、
なにかうまくいかなくてモヤモヤしているとか、そういったものを抱えているのであれば、
まずは、ひとまず、
目の前のタスクを、
誰よりも愚直に、一生懸命取り組んでみたらどうだろう。
今はその意味がわからなくても
やりきったときに、またもっとその後に、
それら全ての学びに感謝する日が
絶対にくると思います。
だけど、もし、
自分の今の環境に不満をかかえていて、
それを周りのせいにしたり、
環境のせいにしていたりしたら
いつまでたっても何も学べないばかりか
どんどんと大切なものを失っていくと思うんですよ。
例えば、
きちんとしっかりと関わろう、向き合おうとしてくれている周りの仲間の信頼とか、
また、協力してくれる家族がいるからこそある、自分の時間とか、
周りのせい、誰かのせい、にしてしまえば、
それが自分のココロを一瞬救ってくれるように感じますが、
結果、それはめぐりめぐって
自分に帰ってきて最悪の結果になっていく。
自分の場所で
自分の責任を
覚悟をもって果たすこと。
これ、起業でなくても、ビジネスの場でなくても、とても大切な資質なんです。
全ては、自分を成長させてくれるための肥やしである!
私はいつもそんな風に考えて、
いろんなことに向き合っております。
みなさんは
いかがですか(^_-)-☆
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映