美味しい!の基準
こんにちは、ギール里映です。
同じものを食べていても、
人によって美味しく感じたり
不味く感じたりすることがあります。
それは、人が「美味しい」と
感じる根拠の違いに由来しています。
根拠は、これらの4つ。
1 栄養学的、生理的な欲求があるとき
空腹は最高の調味料である、
と言われるように、
お腹が減ったという生理的欲求があるときは、
何を食べても美味しいですね。
2 食の経験があり、嗜好した記憶のある食品
子どものころから食べている味、
つまりおふくろの味。
昔からその地域で
ずっと食べられている、
DNAに刻み込まれた食品。伝統食など。
3 「美味しい」という評価がある食品
ミシュランで評価を得ていたり、
誰かが「美味しいよ」
と言っているという情報がある食品
4 食欲中枢でコントロールできない味の食品
科学的に中毒性がある食品、
つまり砂糖やカフェイン、
化学調味料。
このなかで私が特に注目するのは2番目。
その子の一生の食生活に影響します。
三つ子の魂は百まで、
というように、味覚の形成には
とくに3歳までの食事が大事。
この頃までになるべく
薄味で
いろんな種類の食べ物を
よく噛んで
楽しい雰囲気で
食べることが大事だそうです。
3歳までというと、
赤ちゃんから幼稚園に入る前までのとき。
一番手がかかる時期です。
そんなときに
一番確実な方法を知っていると、
迷うことなく、
時間がなくても
子どもにベストなご飯を
作ってあげることができます。
そんなお母さんのご飯力を培うのが、
私の主宰する「食べる筋トレ」プロジェクトです。