最後までがんばることができる子どもになるための食材とは？

武士に学ぶ！
最後まで粘り強くがんばれる子どもに育つ食事
 

こんにちは！
ギール里映です。

 

子どもが生まれ変わる食事vol.265

 

 

じめじめと、
すっきりしない天気が続きます。

 

雨は確かにうっとおしい、
と思いますが、
この時期に雨が降らないと
今後１年の農作物の出来に
大きな影響が出てしまうので、
自然の恵み、と感謝しなくてはいけないですけどね！

 

さて今日は、
この時期ならではの、
がんばれる子どもに育つための
秘策をお伝えします。

 

「梅」の「雨」と書いて梅雨（つゆ）。
今の時期と梅には密接な関係があります。

 

 

梅雨は東アジア特有の雨期であり、
また「梅」も
東アジアにのみ生息する植物。

 

 

中国では梅の実が熟する頃に降る雨、
という意味で梅雨になった、
という説と、

 

 

また黴が生えやすい時期の雨、
という意味で黴雨（ばいう）、
と呼んでいましたが、

 

 

黴では語感がよくないので、
同じ読みである「梅」を
使って梅雨になった、
という説があります。

 

 

それが江戸時代に日本へ伝わり、
そこで「つゆ」と
呼ばれるようになったのにも、

 

 

露（つゆ）を連想したから、
とか、
梅の実が熟す時期の「つはる」
から取られた、とか、
いろんな説があります。

 

 

この時期に作るものとして代表的なものに、
梅干しがあります。
私も昨晩、ようやく仕込みましたよ！

 

 

日本での梅干しの歴史は古く、
日本最古の医学書「医心方」（984年）にも、
その効用が取り上げられているほど。

 

 

そこから鎌倉時代には
「縁起物」として
おもてなしの膳に添えられたり、

 

 

戦国時代には非常食として
梅干丸を携帯したり、
時代とともに広まり、
武士階級から庶民にまで
広く食されるようになりました。

 

 

特に戦国時代には、
武士は戦いに備えて
食にも気を使っていたので、

 

その陣中食として

糒（ほしい）と呼ばれる玄米保存食
焼き味噌 大豆100％の味噌玉
梅干

 

を常備し、
食していたと言われています。

 

 

梅干の効果の一つである
唾液分泌の促進は、
持久力アップに役立つとして、
武士の間では
戦略物資の一つとなっていました。

 

 

ニッポンの武士たちは、
海外から来た西洋人の
視察団でもびっくりするぐらい、

 

 

その体力、持久力、精神力が
すばらしく、

 

 

まさに日本が誇る最高のオトコたちでした。
だから今でも
「サムライ」として、
海外からの熱い視線が注がれているんですね。

 

「なんかうちの子、すぐに疲れたっていうのよね〜」

「体力がないのか、すぐになんでもやめちゃうのよね〜」

 

とお悩みのお母様！

 

梅干し、食べさせてあげてください！

 

「おにぎりに入れたりしても、
嫌いで食べない」

 

というのであれば、

 

こっそりお味噌汁に入れたりしても
いいんです。

 

この時期は特に、
積極的に食べたい食材なんです。

 

ちなみに、今年は申年（さるどし）。
申年につけた梅干しは、
縁起がよいとされています。

 

「悪いものが去る＝申」
という言葉から来ているとか。

 

１２年に１度のチャンス。
今年はちょっとがんばって、
自家製梅干しにチャレンジするのも
いいかもしれません。

 

うちの息子も、
昨日手伝ってくれました。
こういう大切なことは
ちゃんと受け継いで行ってほしいですね。

 

まだまだ、梅雨は続きます。
梅干し食べて、
すっきりしていきましょう〜

 

 

 

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今回ご希望に添えなかった方、

また次回の募集をお待ちくださいね。

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

 

 

 

食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映