便秘の原因、もしかしたら卵かも?
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.672
8月の頭だというのに、
なんだか涼しい日が続いていますね!
体調はいかがですか?
7月19日ごろから8月7日ごろまでは
暦の上では土用といいます。
この時期は何にもしていなくても
体調を崩すことが多い時期ですので、
特にエアコン対策、ご注意ください^^
なにかとハプニングがおこる土用ですが、
実はこれ、神様からのプレゼントなのです。
どういうことかというと。
人間というのは、
よっぽどのことがない限り、
今の生活習慣や生活のルーティーンを
変えようとはしない生き物です。
そもそも動物(人も含めて)は、
毎日同じことを繰り返すことが
心地いいと感じるもの。
それを、ホメオスタシス
(恒常性)なんていったりもしますが、
難しいことはさておき、
とにかくなんでも
習慣になりさえすれば
それを続けていくことは
難しいことではありませんし、
その習慣を変えることは
実は至難の技なのです。
しかし例えば今、
自分が毎日習慣として行なっていることで、
それが実は”よくない”ことだとしたら?
”よくない”と自覚のあるものを
自分の選択で選んでいる場合は
それはそれでいいのですが、
自分が知らないところで
その悪い習慣を続けてしまっていたら?
「最悪」ですよね。
例えば先日、こんな方がいらっしゃいました。
良質のタンパク質がカラダにいい!
と思ってお子さんに
毎日卵を食べさせていた方がいます。
すると、お子さんの便が硬くなって
便秘になってしまったそうです。
しかしこのお母さんは、
卵を食べると便が硬くなるとは
夢にも思ってなかったので、
せっせと卵をあげつづけていました。
しかし、私にご相談をされて、
食事日記を拝見してメニューを見直し、
卵の摂取をやめてもらったところ、
便秘は治り、
便の状態もとてもよくなりました。
この方は「よかれ」と思って
食べさせていたので、
自分一人では卵が悪さをしているとは
気づくことがなかったでしょう。
早くに気づかれて、
習慣を変えることができたのは
本当にラッキーでした。
みなさんが「よかれ」と思ってしていることが
実はこどもたちのカラダをむしばみ、
ひいてはココロをも病んでしまっていくケースが
あとを絶ちません。
しかしお母さんたちからしたら、
こどものために「いい」と思って
がんばっているんですよね。
そんな気持ちがいっぱいあるのに、
方法がまちがっているだけで
全く逆の効果になってしまう。
これが、本当にもったいない!
みなさんの習慣に、
もったいない習慣はありませんか?
どうせ一生懸命やるなら、
ちゃんと成果のでる方法で
取り組んでくださいね!
なぜなら、それをリカバリするのは
とっても時間と労力がかかるからです^^
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映