美味しく食べることが仕事になるなんて、夢にも思っていなかった〜1日24時間仕事でいい!
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.829
いよいよ東京に戻りました。
今日から本格仕事モード、
週末は本講座、食べる筋トレマスタークラスとお母さんたちとの個別相談が山盛りの予定です。
さすがに、今回のバケーションは食べ過ぎました^^;
(もっとあるけど、全部紹介しきれません..)
年末には香港で食い倒れて、
お正月には京都で食い倒れて、
しかも玄米&お味噌汁が食べられなかった日も多かったので、
なんだか調子悪い〜 笑
さすがに体重が増えているかと思いきや、体重にはまったく変化なく。
だけど何かがたまった感があるあるなので、
ちょっとこれからデトックスモードに入ります。
いつもは、食べる筋トレではおなじみの葛クリーニングをするのですが、
今回は、山田豊文さん式の
ミネラルファスティングにトライしてみようと思います。
(こちらの著者さんです)
また結果をシェアしますね^^
一応、いよいよ今日から仕事復帰、
と言ってはいますが、
実は私の仕事に、
「おやすみ」はありません。
世界であろうと、
日本であろうとどこにいようとも
ZOOMミーティングしたり、
資料作成したり、
動画みたり。
また「食べること」に関わることは
全て仕事につながるので
外食もそうだし、
家で作る時もそうだし、
常に頭のなかでは
「これ、どうやってみんなに伝えようかな?」
ということ。
ガリガリデスクワークをしていなくても、常に頭の中では
仕事のことを考えています。
この状態を、人によっては
「ワーカホリック」
「かわいそう、休めないなんて」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし私は、今のこの状況が
幸せでなりません。
大好きな、食べることを仕事にして、
食べることを考え、食べることが
仕事になるんですから!!!
仕事と遊びの境界がないこと、
それが本当に、人生を楽しむことなんじゃないかと思います。
自分が本当はやりたくない仕事を、
自分の時間を切り売りしてやって、
週に2日のおやすみだけを楽しみに
他の5日はがまんをして生きる。
夏と冬、年に2回のおやすみだけを楽しみに
他の日常をどこか、がまんしながら過ごし、
「そういうもんだ」
と思ってしまっている。
それでは、あまりにももったいない!!!
しかし私も、
この仕事を始める前は、
そういうものだ、と思っていました。
どうやったら、やりたいことが仕事になって、
しかもそれがボランティアのような奉仕の仕事なのではなくて、
きちんと収益があがるビジネスモデルとして
運営していくことができるのか。
そんなことが、可能になるとは思ってもみませんでした。
2014年7月に、
私は小さな自然食品店をオープンしました。
不妊治療の末生まれた我が子に、
食べさせたい!と思う食材を手に入れることができなかったので、
ならば、自分で店を作ってしまえ!!
ということで、
100%、勢いだけで、お店を作りました。
当時私は、
「いいものを、心を込めて提供していたら、
きっと少しずつでも広まってくれて
ビジネスは自然に成長していくものだ」
なんて、
とてもやわな希望だけで
仕事をしていました。
そして、がむしゃらに働きました。
が、しかし。
ショップの経営は
思っているよりも大変でした。
仕入れ、値つけ、陳列、掃除、
接客…
とにかく細やかな仕事が要求されるので、
休むひまはありません。
しかも扱っているのは生鮮食品なので
賞味期限、消費期限があります。
期限内に売ることができなかったら、
それはすべて「ロス」になります。
商品が売れないと、
どんどんそれだけで赤字が増えるという
世にも恐ろしい業界であることを
私は当時、気づいていませんでした。
コストは、それだけじゃありません。
もちろん、家賃もかかります。
店舗の経営は、建物の1階であることが必須条件ですので、
その分家賃は割高になります。
また、あまりにも場所が悪いと
お客さんに来てもらえないので、
そこそこ、便利な場所にある必要があります。
つまり、家賃はどうしても
高くなりがちなんですね。
そして、また大変なのが
スタッフの教育です。
小さな自然食品店ですが、
私はこどももいる身なので
1日一人で出勤しているわけにもいきません。
アルバイトの方を常時5名ぐらい
お願いしていたのですが、
育ててもすぐにやめていったり、
伝えたことがうまく伝わってなかったり。
値段の付け間違いや、
賞味期限の見間違いなど
小さなミスからくる損害も
かなり膨らんでいきました。
とにかく、お店を開けているだけで
毎日赤字が膨らんでいくという…
日々の業務を回すことでいっぱいいっぱいだったので、
新しい企画を考えたり、
楽しいイベントを考えたり、
そんな時間は、本当にとれませんでした。
好きなことを仕事にしたはずなのに、
思うようにいかず、
どんどん苦しくなっていく状態。
「いいものを広めたい!」
「こどもたちにとって、安心安全な食材を提供したい!」
という想いがあったにもかかわらず、
日々の作業に忙殺されて、
生き抜くためにいっぱいいっぱいの状態になっていました。
そんななか、一念発起して始めた
食べる筋トレプロジェクト。
スタートさせたからには、
私には後戻りする場所は
一切ありませんでした。
だから、誰よりも動きましたし、
誰よりも考えましたし、
誰よりも仕事をしてきました。
そんな状態から約2年9ヶ月。
いまでは、本当に楽しく、
遊びながら仕事ができ、
仕事をしながら遊べることが
できるようになりました。
あの苦しい時、本当に一念発起してよかったと思います。
あの時、この決断をしなかったら
私はきっと、
貯金も何もかも使い果たし、
場合によっては大借金を抱えてしまっていたでしょう。
人生の大きな選択だった起業。
ほんとうに、やってよかったと思っています。
後悔のない人生を送りたい。
「あのとき、あれをやっておけばよかった」
という後悔だけはしたくない。
なぜなら過ぎ去った時間は
取り返せないからです。
そんなことを、しみじみ噛み締めながら、今日は一路東京に向かい、
大好きな食べる筋トレメンバーたちと
最高に楽しいクラスをご提供するために、今日も全力で、お仕事してまいります。
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子どもたちに、最高の未来を手渡そう!
こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映