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夜の3時に出汁巻をつくる日〜会社作りました

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こんにちは、ギール里映です。

 

 

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.1056

 

 

昨日、9月13日
食べトレ協会は新しく
法人を立ち上げました。

 

その名も、
株式会社FOOD REVOLUTION
です。

 

このフードレボリューション、という名前は、
私がいたく尊敬する
イギリスの起業家&シェフ
ジェイミー・オリバー氏の活動から
インスパイアされたもの。
jamie-oliver_.jpg

 

食の革命を起こしたい!!!

 

私は本気で、そう思っています。

 

衣食住、これらは、
人の生活にかかせないものです。

 

これらの選択ほど
人生を左右するものは
ない、というぐらい
大きなインパクトがあるもの。

 

だけど、このなかでも、
ぶっちゃけ、着るものがなくても死にはしないし、
家がなくても死にはしない。

 

だけども、食べるものがなくなったら
人は死ぬんです。

 

恐竜たちが絶滅したのは
いろんな理由がいわれていますが
最終的には「えさ」
つまり食べるものがなくなったから。

 

人は、食べないと死ぬ。

 

それを強く感じたのは
父の存在です。

 

昭和一桁生まれの父は
板前をしていました。

 

しかし、2代目の不良板前でしたので
あまりお店に立つことはなく
好き勝手に暮らしていて

 

思春期の娘からみると
「うちのパパは
一体なにやってるんだろう???」
と、けげんで、うさんくさくしかなかった。

 

こどものころから
大学生になるまで
父とゆっくり会話することなど
まーーーーーーったく、なかった。

 

娘からしたら、お父さんって
「うざい」んですよね。

 

今から思えば、
学費も、習い事も、旅行も
全部お金をだしてくれて
やりたいことは全部させてくれたパパ、

 

だけど、ごめん、
そんなことは、
現役JKにはわからないんですよね^^;

 

父と会話をするようになったのは
父が胃がんと診断されたときからです。

 

我が家、実は父方も母方も短命で
私が中学生の頃には
じいちゃんばあちゃんは全員他界していて、
今回初めて、自分の血縁者のなかから
がん患者がでたわけです。

 

なんとかしたいな、と思いました。

 

我が家は、祖父の代から続く京料理屋。
食べることが大好きな家庭です。
食のチカラに気づくのには時間がかからず、

 

父のために、300冊以上の
がん関連書籍を読み漁って
確信したのが食事のチカラです。

 

父のために、かなり学びました。

 

だけど、父本人に、そういう気持ちがまったくなかったので、
あっさり父は、手術と抗がん剤治療のはてに
他界していきました。

 

当時私はイギリスに住んでいたので
あまり実家で父と過ごす時間がありませんでした。

 

しかし、たまたま一時帰国していたときに、父も病院ではなく家にいたことがって、

 

夜の3時ぐらい、私がもくもくと仕事をしていると、
眠れない父がリビングでテレビをみていたのですが、
おもむろに立ち上がって

 

「なんや、りえ、おきとるんか。
ほな、出汁巻きでもつくるわぁ」

 

といって、卵3個で出汁巻を作り始めたのです。

 

 

夜中の、3時ですよ^^;

 

 

その頃父は、手術以降ほとんど食べることができなくなって、
もちろん大好きなゴルフにもまったくいけずに、
体重が38キロになっていました。

 

出汁巻作るっていっても、
手の力もよわよわしいし、
ふらふらするし、
きっと往年のような出汁巻は
作れなかったはずです。

 

だけど私は、その出汁巻を
真夜中に泣きながらほうばって、

 

食べることって、なんなんだろう?
生きることって、なんなんだろう?
と、やりきれない気持ちを抱えながら考えたことを覚えています。

 

その結論は、まだ出ていない、かもしれない。
食べることが大好きだった父が、
自分がまったく食べられなくなって
ふらふらになっても、

 

ほとんど会話したことのない
娘のために、3時なのに出汁巻を作る

 

 

ここに、父の気持ちの
全てを見たような気がします

 

 

もうすぐ死にゆく自分のことをわかっていて、私にそれでも伝えたかったことがあったんですよね。

 

それは、不器用な父が、唯一頑張って伝えてくれた、父の愛だったのです。

 

 

 

食べ物を作ることは
愛を伝えることなんです。

 

どんなに不器用で、言葉で伝えられなくても、
美味しいものを一緒に食べる時間で
家族の愛がかならず伝わる。

 

どんなに難しい性格をしていたり、
どんなに心が弱っていても、
食べ物の力で人は
救われたり、幸せになることができる。

 

家族とご飯を食べることは、
永遠に続くことじゃない。
こどもたちは、いつか家をでて独り立ちをしていく。

 

子どもが先に死ぬかもしれない、
自分が先に死ぬかもしれない、

 

 

その限りある時間のなかで、
子どもに
どれだけの愛を伝えるのか、が、
親の仕事じゃないかな。

 

うちの父は、
両親を戦争で、12歳のときになくしています。
親からの愛情を受けたことがなく、
お金にしか執着のない、
愛情のない養父母のもとで育ちました。

 

愛情をもらえなかったけど、
お金をたくさんもらったので
何不自由なく暮らしてきたけど、

 

 

愛をもらってこれなかった。

 

 

だから父は、愛をどうやって伝えたらいいのかわからず、
誰からも教えてもらえず、
「気難しい人」って家族から思われて
人生の幕を下ろしました。

 

 

だけども、今なら、
父の愛が、
誰よりもよくわかります。

 

あのときの、だし巻き卵。
あれが、全て。

 

あの味、あの時間、あの空気の全てが
父から一生分の愛情をもらったと思います。

 

それほど、食べることには、力がある。

 

その力を、
普段の忙しさや、めんどくささ、

迷い、怒り、悲しみ、
いろんな感情の果てに、
ついつい「見ないようにしよう」と
蓋をしてしまっていないですか。

 

 

美味しいものを、美味しいねって
一緒に食べるだけで、
どれほどの愛が伝わるのか。

 

こんな体験をさせてくれた父に、
本当に感謝しています。

 

会社設立の9月13日は、
父の誕生日なのです。

 

 

この日に生まれた父の遺志を継いで、
食べることで愛が伝わることを
体で教えてくれた父へのオマージュとして、

 

 

私は、食べることで人を幸せにすることをみなさんに宣言します。

 

 

長くなりましたが、
聞いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今日、今、食べているそのご飯が、
みなさんの幸せをつくる
1ピースになることを
心から願っています。

 

koraku.jpeg

 

 

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日程
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12月1日(土)
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時間
12:00〜17:00
(途中30分の休憩あり)

 

会場
札幌市中心部
(詳細は申し込みの方におしらせします)

 

講師
協会認定インストラクター

 

ZOOM受講可能
欠席の場合動画フォローあり

 

  

 

今日もお読み下さり、 
ありがとうございました^^ 
  

  
 

食べトレ代表
ギール里映

 

 

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