言葉で表現できること、できないこと
愉しむ起業塾
The Training(ザトレ)主宰
ギール里映です。
ーーーーーーーーーーーーーー
翻訳できないことばたち
ーーーーーーーーーーーーーー
ビジネスで成果を出すために
変えていきたい8つのアタリマエ
その5つめ、
言葉
について、
今日もお伝えしてまいります。
今日は事情があって
いつもとは違うオフィスで
メルマガを書いています。
この新しいオフィス、
シェアオフィスなんですが
置いてある本のセンスが
素晴らしいんです。
アートや哲学、音楽の本・・・
カルチャーや文学の本・・・
画集や写真集・・・
気づいたら、ビジネスの実用書的な本が、ほとんどおいてない 笑
シェアオフィスなのに。
そこに、私のお気に入りの本が置いてあったので、シェアさせてくださいね。
本のタイトルは:
「翻訳できない世界のことば」
エラ・フランシス・サンダース著
前田まゆみ訳
この本は、世界のいろいろな言語のなかにある単語を、
”なかなかきちんと翻訳できないもの”
というくくりで集められています。
例えば、KALPA
カルパ、という。
コレは「宇宙的なスケールで、時がすぎていくこと」を指します。
また、インドネシア語でJAYUS、といえば、逆に笑うしかない、実は笑えない、ひどいジョーク、だそう。
コトバの面白さって
自分の想像もつかないようなことを
中に秘めているところですよね。
また、ギリシャ語でMERAKIは
料理など、何かに自分の霊と愛情をめいっぱい注いでいること、とか、
アイスランド語でTIMAは、
時間やお金があるのに、
それを費やす気持ちの準備ができたいないこと、などなど・・・・
ちょっとした気持ち、とか、
意識しないと自分のなかでスルーしてしまうもの、みたいなものに、
一つ一つ焦点をあてて、
それにことばをもってくるって
面白いなぁ、と思います。
何かを表現する言葉がある、
というのは、
それを大切に思う文化がある、
ということ。
例えば、エスキモーには
雪を表す単語が15個でしたっけ?あるとか、
イギリスでは雨を表す表現が何十種類もあるとか、
言葉の使い方で、
誰が何を大切にしているのかが、
深掘りしていけちゃうわけです。
と、なると、ですよ。
普段私達が使っている言葉って
私達自身の価値観を表していたり、
自分が何を大切にしているのかが
まるわかりになっている、
ということ、なんですね。
おおおおお、そう思うと、
自分の、過去のメルマガをざーっと最初からみていけば、
私という人物が、
まるっとまるわかり、ですやん。
うむ、ちょっと、恥ずかしい 笑
だけど、それが、自分を表現するってこと、なんだと思います。
文章を書いて、発信するって
自分の考えや想いを伝え広める、ってことでもありますが、
そこに使う言葉によって
人柄とか、価値観とか、その人となり、
なんていうものが、
自分が意図する、しないにかかわらず、伝わっていくものです。
うーむ、そうなると、
私は、
WARMDUSCHER にならないように、心しよう、と思います。
⇑⇑⇑
これ、ドイツ語で
「冷たい、または熱いシャワーを避けて、
ぬるいシャワーを浴びる人。つまり、
少々弱虫で、自分の領域から決して出ようとしない人」
のことだそう^^
また、COMMUOVEREな気持ちを
大切にしよう、と思います。
つまり、
イタリア語で
涙ぐむような物語にふれたとき、
感動して胸が熱くなること、
だそうです^^
いやはや、言葉って、本当に面白い。
ことばの奥深さを知って
ぜひぜひ、見方につけていただければと思います。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
ザトレ主宰
ギール里映