離乳食情報の発信はじめます
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.1425
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毎週金曜日は離乳食情報をお届けします
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こちら、私のデイリーメルマガ
毎週金曜日は、離乳食に関する情報をお届けしていこうと思います。
✓ なぜ、離乳食なのか?
この、1歳までって
とにかくその子の腸内環境のベースが作られてしまう時期ですので、
一番いちばん大事な時期、なんですね。
にもかかわらず、
初めての出産ー育児で、何をどうたべさせたらいいかわからない、という、ママにとっても大混乱の時期でもあります。
しかも、この最初の1年でいい食生活のベースができあがっていたら、その後がどんどん楽になっていくのですね。
ついつい忙しくて、レトルトの離乳食に頼ったりすることもあると思います。
「レトルトのほうがよく食べるから」とか「栄養がしっかりしてそうだから」という理由で、選ぶ人も多いかもしれません。
ですが、
最初のこの時期に、レトルトに頼る生活をしてしまうと、あとから抜け出すことが大変になります^^;
だって、楽だからね。
だけどね、
楽をする、ということは
どこかでそのツケを払うってことなんです。
そのツケって、どこにくるのか?
それがもし、子どもの未来だったら?
うーん、考えただけでもオソロシイ・・・
離乳食のレトルト、魅力的に見えますが、
実はこれでは、味覚が育たないんですね。
子どもの食事が、大人の食事と違う大きなポイントは、この味覚教育、味覚の形成にあります。
レトルトでは味覚が育たない理由、それはその殺菌方法にあります。
レトルトの食品や、パッケージ化された食品は、食中毒の危険を回避するために、殺菌をします。
食中毒が出たら終わり!ですから
企業も一番神経を使うところですよね。
この殺菌、多くの離乳食では、
「加熱加圧殺菌」
という方法がとられています。
高温で長時間加熱することで殺菌をする、というものなんですが、これは、家庭の台所では再現できない加熱方法なので、
つまり
熱による味の劣化が、半端ない・・・(泣)
これでは、残念ながら、味覚が育ちません。
そこでまた化学調味料に慣れてしまうと、
それが入っているケチャップやマヨネーズなどの濃い味が大好きになっていき、味覚音痴になっていきます。
味覚音痴、つまり味覚障害、と呼ばれたりします。
ちなみに、国内での味覚障害の事例は、1990年には14万人だったのが、2000年代には24万人と、増加傾向にあります。
東京医科歯科大学の研究グループの調査では、塩味、甘味、酸味、苦味の4つの味のうち、いずれの味覚を正しく認識出来ない子どもが約
30%
という調査結果もあります。
(東洋経済オンラインより)
子どもたちの1/3が、味覚がわからない子になっているのかー……
このままの日本の食育では
味覚教育までされないじゃないですか。
タンパク質とかビタミンとか、そういう栄養の教育はあります。
また、
残さず食べよう、とか、
感謝して食べよう、季節のものを食べよう的な、文化や道徳、マナーとしての食の教育も、あります。
だけど、
味覚をしっかり育てるための教育というのは、学校や塾では、絶対にやってくれません。
なぜならこれは、各家庭にそれぞれおまかせされていたもの、ですから。
しかしその家庭の味も、レトルトになってしまった。
「お袋の味」と言われるお母さんの味が、
「レトルトの袋の味」になってしまうのかと思うと、やっぱり残念だなあと思います。
いやー、わかってます。レトルトがだめだよ、的な話をすると、炎上することぐらい。
どれだけ育児が大変かわかってるの?!?!
どれだけ料理が大変か、わかってるの?!?!
そういうお叱りをうけることは、百も承知です。
しかしね、私も子どもを育て、苦手な料理をしながら離乳食を乗り切ってきました。
でもレトルトに頼る、という発想は、一切なかったんです。
なぜなら、レトルトには
不器用だけどがんばってるかあちゃんの心がこもらない
そう感じていたからでした。
どうしても忙しいときとか、具合が悪い時とか、誰かに子どもを見てもらうときとか、仕方ない時は、仕方ない。
だけど、毎日の離乳食を、レトルトにしちゃうのでは、そのことで失うものが大きすぎる。
なので、ですね。
とにかくがんばるママにとって、レトルトの袋をあけるよりも簡単に作れる離乳食のヒントを、これから毎週金曜日にお届けしたいと思います。
お楽しみに!
本日もお読み頂き
ありがとうございます。
食べトレ代表
ギール里映
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