中村哲さんの死に想う

うわー、もう……
衝撃すぎて涙が止まりません。

 

中村哲医師、

アフガニスタンで長年、
農業用水路の建設に携わり、
多くの人達を救ってきた
ものすごい方が、

銃撃されて
おなくなりになりました。

 

銃撃の現場はアフガニスタン東部、
そこはイスラム過激派の活動が
活発な地域で
最近では治安が悪化していたといいます。

 

また今回の襲撃について
タリバンは声明をだし、関与を否定しています。

 

中村さんの功績は本当にすばらしく、
治安が不安定なアフガニスタンで
まずは食糧を確保することが大事だと
農地を確保するために
用水路の建設に従事しました。

書籍にもなってますが・・・

 

建設された用水路のおかげで、

左　ビフォー

右　アフター

 

こんなにも、土地が様変わりしたのです。

 

人生をかけてアフガニスタンの方々のために活動した中村医師の、ご冥福を心より祈りたいと思います。

 

それにしても、こういう事件がおこると
いろいろと考えさせられますよね。

 

なぜ、中村医師は
そもそもアフガニスタンのために尽力したんだろう？

まずは日本じゃないのか？
という人もいるでしょう。

 

これだけの功績を残した中村医師は
素晴らしい人だ、と称賛もあるでしょう。

 

奥様やご家族、ご親戚も
中村医師の活動を応援されていたのでしょう、事件後の奥様やいとこ様のコメントにも、たくさんの愛を感じました。

 

だけどきっと、家族にとっては

”いつかえってくるかわからない、

よりによって危険な場所に行ったきり

家族を顧みなかった人”

だったかも、しれませんね。

 

 

これだけのことを成し遂げるには
本人の強い意思が必要で、

それを貫くのって
自分の内側の問題もありますが
自分の周りの関わりも大きい。

 

「いつかはこうなると思っていた」という奥様のコメントもありますが、

きっとご家族は、毎日寂しさや不安を抱えながら、それでも応援していらっしゃったんでしょう。

 

いやー、もう、いろいろと考えたら
なんだか感情がこみ上げてきます。

 

ただ、一つ言えることは
中村医師は、ご自身の人生のなかで
自分の精根を傾けるべき自分の役割のようなものを見つけられて、

それを全うするために
全人生をかけられたんだなあ、と。

 

銃撃されて亡くなったことは
残念で悲しいことですが

そこまで思いを貫いて
活動をされてこられた中村医師は
とっても幸せな方だったんじゃないか、と想います。

 

ご家族とも遠くはなれ
異国の地で
日々、何を想い、活動をされていたのか。

 

 

もはや本人の口からお伺いすることはできませんが、

１人の日本人としての、一つの生き様を私達に提示してくださいました。

 

 

どんな仕事をするかって
その人の、人生の選択だと想います。

 

お金を稼ぐために仕事するのか

家族との時間を大切にするために
仕事をするのか

自分の野心を満たすために
仕事をするのか

自己成長のために仕事をするのか

社会に貢献するために
仕事をするのか

 

 

その時々の見え方は
いろいろあると想います。

どんな生き方を、選んでいい。

選ぶのは自分ですから。

 

だからこそ、何を選んだとしても
後悔のない生き方＝仕事をしていたいと
心から想います。

 

 

人生は一度きり。

 

今日の%LAST_NAME%さんの選択が
後悔のない未来への一歩でありますように。

 

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

 

ギール里映

 

 

 

 

 

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