菌の不思議
こんばんは!
子どものココロとカラダを創る!
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映です。
昨日に引き続きイベントです。
私が経営するオーガニックショップギールズで
開催した第2回味噌作りワークショップ。
満員御礼での開催となりました。
ありがとうございます!
今年の大豆は、
北海道の自然栽培青大豆、
べにや長谷川商店さんという
お豆屋さんから仕入れたもの。
もちろん麹も塩も
最高の素材を使い、
みんなでワイワイ、
「手前味噌」を作りました。
味噌作りを体験したことがないと、
なんだかとっても大変なこと
のような感じがしますが、
一度やってみると、
めちゃくちゃ簡単です。
大豆を柔らかく蒸すor煮て、
麹と塩を混ぜて
容器に詰めて
置いておくだけ。
また来年も開催しますので、
ぜひぜひ作りに来てくださいね。
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菌の不思議。
お味噌がお腹にいい!ということは
あちこちでも言われていますが、
なぜいいのか?
何がいいのか?
そこには、栄養学や科学を超えた
良さがあることは
あまり知られていないかもしれません。
栄養学的には、
お味噌に含まれる
乳酸菌などが
腸内環境を整えてくれるので、
健康にいい!
と言われています。
しかし手前味噌のパワーは
それだけではありません。
味噌作りワークショップでは、
昨年同じ材料を使って、
全く別の人が作り、
別の場所で発酵させた2種類の味噌を試食。
色や匂いがまず全然違うのですが、
食べてみたら味も全然違います。
全く同じ材料をつかっても、
作る人、発酵する場所が違うだけで
こんなに味が違うのです。
ここに、実は食べ物の大きなパワーが
あるのです。
同じ材料を使って
同じレシピで
同じように料理をしても、
それを作る人が違うと、
全く別物にできてしまう。
だから、お母さんが作るご飯が、
他の何ものにも変えられない
パワーがあるのです。
お味噌の場合、
菌のチカラを借りて発酵させるのですが、
その時に人や場所についている
常在菌が作用をして
味に違いを生み出します。
これは、普段のお料理でも同じこと。
お母さんが作るから、
お母さんの味になる。
お母さんの常在菌を
たくさん取り入れるから
子どものココロが落ちつき、
カラダが育っていく。
お母さんの「手」や「手間暇」が
少しでも入っているかいないかで、
食べ物に宿るパワーは
大きく変わります。
だから食べる筋トレでは、
お母さんに本気でがんばってもらいたいと、
思っているのです。
日々の食事のなかで、
どんなに忙しくても、
なにか一つ、少しでもいいので、
お母さんの「手」を加えてください。
そこから生まれるパワーと、
その積み重ねがあるのとないのでは、
将来に大きな差を生むことは
少し考えてみたらわかりますよね。
<今日の1ヒント>〜質の高い食事を目指して
「手」を加えること。
買ってきたお惣菜でも、
パックのまま出すのではなく、
お皿にうつしてあげましょう。
その一手間が
大きな違いを生みますよ(^_−)−☆