ママのお悩みナンバー1「偏食」について
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.1340
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8月はチャンス
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amazonキャンペーン、
たくさんのご応募ありがとうございました!
全国の書店さんにて好評発売中
今日から8月です、はやいなー
1年がこうやってパタパタと過ぎ去っていきます。あっという間ですね。
息子の夏休みも、もう1ヶ月が過ぎました。
あともう1ヶ月、何して過ごそうかな 笑
私が仕事中には学童にいって
たくさん勉強したり、遊んだりしているようです。
先日学童から、農業体験に行ってきたようです。野菜を収穫して、その野菜を使ってみんなでピザを作って、窯で焼いて食べたそうな。
「なんだっけ、あの緑の野菜、あれ美味しかった」
というから、何かと思って
「え、ピーマンのこと?」
「そうそう、それそれ!ピーマン!」
なんと偏食息子、ピーマンを美味しいと言い出しました。
驚きですね〜……
うちの子は、何でもパクパクよく食べる、というには程遠く、小さい頃から用心深いので、新しい食材はもちろん、新しい洋服、新しい靴、新しいなにかに触れる度に、いつもものすごく手がかかる子です。
とにかくまず「いや」ですから!
なので食べ物の関しても
なかなか食べる種類が増えていかない。
最近やっと
「牛肉って美味しいね」
と言い始めたぐらいです。
しかも京都の実家で食べる牛肉は
美味しいのだそう。
うむ、美味しいものがわかるのね……
バナナも5歳まで食べたことがなく
幼稚園の授業で初めて食べて、みんなに驚かれたぐらいです。
そんなスローペースな息子ですが
これまで風邪すら引いたこともなく
熱を出して休んだことは、これまで1回しかありません。
「なんでもパクパク食べる元気な子」
に我が子になってもらいたい、
と思う親御さんは本当に多いです。
先日花まる学習会さんで講演会を開催したときも、
「偏食」
のお悩みが一番多かった。
いろいろ食べてくれないと、栄養素が心配
とか
ちゃんと食べてくれないと、料理が苦手なのでつらい
といった声が多いようです。
パクパクなんでもよく食べる
=
健康&幸せ&ストレスフリー
というわけでは、必ずしもない。
何でも食べるけど花粉症もちだったり、
風邪ばっかりひいて休むことが多い、とかであれば、それは一体どうなんでしょう?
大事なのは、子どもの頃からなんでもいろいろ食べられること、ではなく
子どもたちが全体的に健康レベルを保っていて、元気に毎日過ごせているかどうか。
巷の情報に振り回されて、
ついつい偏食を治すことだけに
注力してしまっていては、
食が本来もっている楽しさや、
食からつながる学びが学べないことになってしまいます。
偏食は、お子さんを通して
私達お母さんが、
食のことに向き合い、考えることができるようになる大きな気付きときっかけなんじゃないかな。
偏食でめんどくさいから
もうレトルトでいいや、外食でいいや、とか、
作っても食べないから
お惣菜かってこよう、
サプリでの飲んでおけばいいや
ともし考えるのであれば
それは貴重な
学び と 実践
の機会をみずから失ってしまっていることになる。
せっかくのチャンスだと思って
食のことをお子さんと一緒に
探求して楽しんでください(^_-)-☆
農業体験に行ってきた息子、
一日外で農業に触れ、食材に触れ
とても貴重な体験をしたようです。
こういう体験を、都会にいたら
毎日させてあげることはできませんが、
だったらそれに変わる日々の暮らしからの学びを、食を通してすることができたら
一石二鳥だと思いませんか^^
のんびり八百屋さんで野菜を一緒に選んだり、料理してみたり、一緒に作ってみたり。
自然に興味をもってもらわないと
そもそも食べるようにはなりづらいと思います。
テーブルの上に、調理した状態で置いてあるなにか色のついた食べ物と、
畑、とまでいかなくても、八百屋さんにならんでいる野菜を自分が見て選んだり、料理したりする体験をすることができたら、
自然と、食が身近になっていくと思います。
8月、夏真っ盛りで
食欲がおちたり、夏バテしたりする季節です。
夏休みでお子さんも家にいることだし
今月こそ家族で、食について考えたり、
何かを実践したりする季節にしていただけたらうれしいです。
そしてちょっと宣伝 笑
拙著
「子どもの能力を引き出す!最強の食事」
や
「子どもの才能を引き出す!2ステップレシピ」
が、がんばるみなさんのお役に立てたら
とってもうれしく思います。
さー、今日から8月、ファイト〜!
本日もお読み頂き
ありがとうございます。
食べトレ代表
ギール里映