やる気は腹から作られる〜やる気の作り方
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.350
やる気は腹から創られる!
〜やる気の作り方
お子さんに絶対必要であると
定義している5つのチカラ、
集中力
好奇心
やる気
精神力
基礎体力
昨日はこのうち、
「好奇心」について
お伝えしました。
今日はこの次に必要なチカラ、
「やる気」の作り方を
お伝えします。
好奇心が、物事に対する興味だったり、
「お、なんだかワクワクするぞ!」
という初動の気持ちであるのとは違って、
やる気、というのは、
実際に行動を起こそうと思い
動き出すためのもの。
車の発進に例えると、
ギアを1速に入れて、
2速にまであげていくとき
のような状態です。
車だったらこのとき、
一番ガソリンをたくさん
食うところですよね。
人間も同じです。
子どもたちのやる気について、
よく
「やる気スイッチ」
と言われることがあります。
確かに、やる気が入るスイッチは
脳にあると言われています。
そのスイッチとは、
脳にある「線条体」という部分。
この線条体を活性化させることで、
やる気を引き出すことができるそう。
しかしこのスイッチが
オンになっただけでは、
実際にやる気はでないのです。
例えばあなたがいま使っている
パソコンやスマホ。
スイッチをオンにしても、
バッテリーがなければ
動き出すことはありません。
人間も、全く同じです。
人間の場合
このバッテリーとなるものは、
いわゆる”エネルギー”
というもの。
このエネルギー
”カロリー”ではありません。
確かに、お腹が空いたら
元気がでない、
ということもあるのですが、
私がいうエネルギーとは、
血糖値を上げ下げするような
カロリーのことではなく、
簡単に言うと、
つまりは
生命力のようなものです。
カロリーでいいのであれば、
どんなものであれ、
食べ物を食べて
カロリーを取り入れればいいのですが、
ただそれだけでは
やる気を生み出すバッテリーは
チャージされない。
やる気に関わる臓器は
胃と脾、膵臓。
つまり、消化に関わる臓器です。
これらの臓器に負担がかかると、
やる気の元となるエネルギーが
作り出されないので、
どんなにスイッチを押しても
やる気はでてこないんです。
では、どんな食べ物が、
やる気バッテリーを
チャージしてくれるのでしょう?
と、その前に。
まずは今お伝えした臓器、
胃、脾、膵臓。
とくに胃は、まず
すべての食べ物を消化する臓器。
ここに負担がかかっていると、
どんなにいいものを食べても、
何を食べても、
その効果は存分に発揮されません。
「やる気」の元になる
食べ物を食べることも大事ですが、
それ以前に、
胃に負担をかけているものを
やめる、または減らす必要があります。
では、どんな食べ物が
胃に負担をかけているのでしょう?
一番負担になること、
それは
食べ過ぎること。
「そんなに、食べさせている
つもりはないんだけどなー」
と思われるかもしれません。
しかし、自分で意識している以上に、
実は子どもに食べさせすぎている
場合が多いのです。
現在、
肥満と言われる子どもの割合は
28%を超えています。
つまりこれは、
私たちが自覚している以上に、
子どもに食べさせすぎている
状況がある、ということなのです。
たくさん食べる元気な子、
というイメージはありますが、
ただたくさん食べればいい、
というものではありません。
今食べさせている量、
また
今お子さんが食べている量が、
本当にそれでいいのかどうか、
ちょっと意識してみてください。
まずは現状を冷静に認識するからこそ、
そこからの変化や成長があります。
もしあなたのお子さんに
やる気がみられないのであれば、
もしかしたら食べ過ぎ、
そしてまたもしかしたら
食べなさすぎ、
が原因かもしれません。
まずは今食べている量に
疑問を投げかけてみてくださいね。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映