【質問】甘いものがやめられません
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.409
今日は生徒さんとの
個別のセッションでした。
私が主宰する
食べる筋トレマスタークラスでは、
みなさんの個別のお悩みに
対応するため、
個別のセッションにて
詳しくお話しさせていただいています。
今日はその中でも、
「ストレスがたまると、
砂糖がやめられないんです」
とおっしゃるお母様のお話をします。
食べる筋トレ自体は、
子どもの能力を覚醒させる食事として、
お子様に対する食事の方法を
ご提案していますが、
今日のお母様とくに
まだ授乳中ということで、
まずはお母さんの母乳のために
どんなものを食べたらいいのか、
というご提案をしています。
最近自宅でお仕事を始めたこともあり、
ストレスがたまるとどうしても
甘いものが欲しくなるんです、
とおっしゃるHさん。
甘いもの、食べてはいけないわけではないですが、
やはり量や頻度が増えると
如実に母乳の質が変わります。
母乳=血液ですので、
つまり血液の質が変わる、
ということ。
まずは、砂糖のメカニズムから
考えてみましょう。
今でこそ、砂糖が入っていないものを
探すことが難しい時代ですが、
そもそも人間の歴史の中で、
砂糖を一般的に食べ始めたのは
ここ数十年です。
わたしの母親が子どもの時代は、
まだまだ甘いものは贅沢品で、
めったに食べられるものではありませんでした。
ましてやもっと大昔、
石器時代にまでたちもどると、
それこそ甘いものは、
貴重中の貴重品で、
私たち人類は、
砂糖を見たら食べろ!!!
という指令が、
人間の原始脳から湧いてくるのです。
ディープな脳からのサインなので、
それはものすごい欲求なのです。
この仕組みを理解した上で、
まずは買わない、家におかない、
という選択肢がありますが、
それでもまだ甘いものが食べたい、
と思うのは、
カラダが発する2つのサインなのです。
1つは、
「もっとゆるみたい!」
と願う、ココロとカラダの反動です。
仕事や育児で煮詰まったり、
集中して物事に取り組んだりすると、
その緊張をときほぐすために、
どうしても何か
緩めるものが欲しくなります。
そういうときには、
食べ物以外で緩む方法を
いくつか持っていれば安心です。
特にお子さんやベビちゃんがいらっしゃる方は、
お子さんの笑顔や
赤ちゃんの笑顔で
一緒に緩んでみてくださいね。
お子さんがいらっしゃらない方は、
旦那さんでもいいし、
彼氏でもいいし、
猫ちゃんでもわんちゃんでもいいし、
何か緩ませてくれる存在を一つ二つ、
持ってみてください。
2つめのサインは、
「カラダが、満足していない」
というサインです。
これは、
普段普通に食べているものでは、
カラダとココロが満足していない
というサインなのです。
これは、たくさん量を食べれば
満足する、
というものではありません。
また、豪華絢爛な
ご馳走にしたら、
満足する、
というものでもありません。
例えば、
カップラーメンを10個
食べたとします。
絶対に、お腹一杯にはなると思うのですが、
それで、
「ああ、美味しかった!」と
心から満たされる感覚を得られますか?
得られませんよね…?
またもし例えば、
毎日高級和食や高級フレンチを
食べ続けたとしたら、
確かに美味しくて満腹になるし、
幸せな気分も味わえますが、
それって心からくつろぐことができる食事ですか?
答えは、Noですよね…?
食べることには2つの意味があります。
1つは、空腹を満たし、
生命維持と成長に必要な
栄養素を取り入れること。
そしてもう1つは、
ココロを満たし、豊かにすること。
これらのどちらが欠けても、
私たちは満足できないのです。
私がHさんに提案したことは2つ。
1つは、赤ちゃんと一緒に緩むこと。
そしてもう1つは、
毎日食べる主食の質を、
もう少し上げてあげること。
食材の質とは、
つまりその食材が
どれだけエネルギー(生命力)を
もっているかということです。
すでに白米よりも生命力のある
玄米を食べ始めているHさんですが、
ずっと炊飯器で炊いていたとのこと。
電気で炊いているお米より、
ガスで炊いたお米のほうが
自然の力のエネルギーが入るので
より、私たちに満足感を与えてくれます。
いろいろと気を使って
食べているつもりだけれど、
なかなか甘いものがやめられない、とか、
なんだか迷ってばかりで
思い悩んでばかり、という方は、
参考にしてみてくださいね。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
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食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映