発達障害という障害はない?!〜Edtech Meetupレポ【複製】
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.563
これからの教育を考える!
先日参加してまいりました
Edtech Meetup,
トークセッションに参加のお二人のうち、
株式会社COMPASSの神野さんについては
昨日のメルマガでお伝えしました。
バックナンバーは
こちら!
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/120118/
今日はもう一人のスピーカー
仲俣博之さんをご紹介します。
仲俣さんは、株式会社リタリコの
取締役を務めています。
*株式会社リタリコとは?
世界を変え、社員を幸せに
を理念とし、
障害のない社会を作る
障害は人ではなく、社会の側にある
社会にある障害をなくしていくことを通して
多様な人が幸せになれる「人」が中心の社会を作る
をビジョンとして
活動をおこなっている組織です。
仲俣さんご自身が、
こどもの頃からいわゆる
「多動」で、
常に動いていないと気が済まず、
学校に入ってからも、
授業がつまらな過ぎて
全然集中できない子どもだったそうです。
勉強も全て早くできてしまったので、
学校の勉強では手持ち無沙汰だったと
語られていました。
そんな仲俣さん、
18歳のときに起業して、
独立する道を選びました。
そこから紆余曲折を経て
DeNAに入社し、
今では株式会社リタリコで
取締役を務める、
という経緯をたどっていらっしゃいます。
仲俣さん曰く、
「発達障害という障害はない」
そう。
1960年代に生まれた
発達障害という言葉は、
最近では
「他の子とちょっと違って
扱いづらいこどもたち」のことを
さす言葉として、
当たり前に使われるように
なってきました。
また日本全体では少子化であるにも
関わらず、
いわゆる”発達障害”のこどもは
増える一方なので、
支援学級で必要とされる
教員の数は
増え続けているといいます。
しかし仲俣さんは、
それらはこどもの側に障害があるのではなく、
こどもを取り巻く社会に
問題があるとし、
たまたま今の現代日本には
そういった「他と違う」
こどもたちが
馴染みにくい性質があるだけ
と捉えられています。
そんな「個性が強い」こどもたちが、
それぞれが持っている個性を
思う存分引き延ばすことができる
環境という教育システムを、
株式会社リタリコさんは提供されています。
空気がよめなかったり、
没頭すると他のことを全く忘れたり、
自分のやり方でないと落ち着かなかったり、
そんな「個性」が強いという
性質を持っているこどもは、
今の現代日本では
本当に生きにくい。
なぜなら日本では、
「他と同じ」にできることが
重要だと考えられており、
今の日本の教育システムでは
これから迎える多様性には
全く対応できないというのが
現状なのです。
リタリコさんが運営する
教育を実践されている
こどもたちは現在、
10000人。
それに加えて、
3000人ほどの
ウェイティングリストがあるといいます。
それだけ、
私たち消費者のニーズが
高まっていることも事実ですが、
それよりも、
仲俣さんの想いに共感し、
実践しようとする人が
多くいるということが
素晴らしいと思います。
そして仲俣さんの想いも、
神野さんと共通していて、
この先どうなるかわからない
日本の今の状況で、
今の教育システムでは
すでに破綻していると
危機感を持ち、
新しい学習支援のシステムを
作ろうとされている。
仲俣さんも、神野さんも、
まだ30代と歳もお若い。
そんな年代の方が、
いや、
そんな年代だからこそ、
より教育の現場や
日本の未来を肌で感じて
考動を起こすことができるんだろうと
感じました。
こういう大人が増えれば、
日本の未来や社会は
とっても夢に溢れた
ワクワクするものになる!
そんな風に感じた
トークセッションでした。
株式会社リタリコさんの動きも、
これからますます要チェックですね!
=============
こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映