ラジオに出演しました Part 3〜避けて通れない食物アレルギー問題
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.691
ラジオに出演しました!
〜避けて通れない、食物アレルギーはどう考える?
ラジオに出演しました!
ということで、
ラジオでお話しさせていただいた
食べる筋トレの”コア”な部分について
3回シリーズでお届けしています。
で、今日はその3回目。
Part 1
食べる筋トレとは?https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/138922/
Part 2
食べる筋トレはどんな効果があるの?
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/138922/
さて、Part 3となる今回のテーマは
Part 3
食物アレルギーをもつ
お子さんについては?
こどもの食事というと、
ついつい話題になるのが
食物アレルギーの話。
以前と比べて今は
食物アレルギーをもつお子さんの数が増え、
またアレルギー食材も多様化しています。
食物アレルギーがあるお子さんは、
全国の公立小、中、高校合わせて
45万人。
(2013年文部科学省調べ)
これは全体の
4.5%という数字ですが、
決して小さな数字ではありません。
(ちなみに、アレルギーと医師に
診断されていない子どもや、
症状が少しあっても
そもそも診察を受けていない子、
また私立のお子さんは
含まれていません)
お子さんがアレルギーだと
食べられるものがかなり
減ってしまうので、
除去食の対応や、
また少しずつ食べさせて
食べられるようにしていかなければならないと
心を砕く保護者さんが
本当に多いのですが、
私は、
アレルギーが出る食品は
そもそも食べる必要がない、
と思います。
なぜかというと。
冷静に考えてみてください。
何かを食べて、
✔ 下痢をした
✔ じんましんがでて痒くなった
✔ 皮膚がはれた
✔ アナフィラキシーで死んだ
なんていう症状がでるのだから、
それって、
「食べちゃだめ」というサインでしょ?
卵も、牛乳も、無理に食べる必要ない。
小麦も、むしろ食べない方が
体にいいことは最近の
研究でもわかってる。
もし私たちが野生動物で、
何かを食べて痒くなったり、
痛くなったりしたら、
もう二度と食べようとはしないと思います。
無理に食べる必要は、まったくない。
こどもの食事に関して
一番大切なことは、
膨大な種類の食材を
いろいろ満遍なく
食べられるようになることではなく、
日々毎日食べるご飯で
最高のパフォーマンスが出せる
ココロとカラダづくりが
できること。
アレルギーで苦しむのって
その真逆だと思うのです。
だから、無理に食べようとしなくて
全然かまわない。
しかし、外食や
集団で食事をするときに
「めんどくさい」ことは
事実です。
しかしそれはその人が原因、
というより、
この多様性を認めない
日本の社会構造が原因。
なんでもたくさん食べるのがいい子!
みんなと同じように食べなければいけない!
という教育が浸透しているので、
「私、これ食べません」
という意思表示がとってもしづらい。
むしろこの社会構造こそが
私たちが取り組むべき課題です。
多様性を認める社会、
「そういう考えもありだよね」
「人は人、自分は自分!」
と無理なく考えられる人たちが
育つ土壌がむしろ必要です。
私たちにできることは
少なくともまずは我が子が、
お友達の多様性を認めて
広い視野をもってお友達と付き合える
ココロを作り出してあげること。
それが実は簡単に
毎日の食事から作り出すことができる。
ここまで掘り下げては
ラジオ番組の短い時間枠では
全てをお話しすることが
できなかったので、
ここでみなさんにシェアできるのは
本当にうれしく思います。
もしまたわかりにくければ、
そのときはぜひ、メッセージくださいね。
次回のラジオ出演がある場合は
前もってみなさんに
お伝えするようにいたします。
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映