”年越しそば”は父の味〜不器用な父が年に1回愛情を込める料理〜
こんばんは!
初めまして、
食べる筋トレ・インストラクターの
佐々木亜矢子です。
毎週日曜日は
ギール先生の大切な読者さんへ
インストラクターがリレー形式で
想いをお届けさせて
いただいております。
子どもが生まれ変わる食事 vol.824
今日は大晦日ですね。
皆さんはどんな大晦日を
過ごされていらっしゃいますか?
私は毎年、
福島の実家に帰省し
年末年始を過ごしています。
普段は神奈川に住んでいる私。
毎年帰省して思うこと、
それは。。。
寒い!!
慣れって恐ろしいですね。
かつて経験していたにもかかわらず、
おいしい世界を一度知ってしまうと
なかなか戻れなくなるものです 笑
そんな、実家で過ごす
1年の締めくくりの日。
食事の締めくくりは
やっぱり
”年越しそば”
ですね。
縁起を担いで食べる
日本の風物詩
「年越しそば」
大晦日に食べるので、
大晦日そば、大年そばなどと
呼ばれる地域もあるそうです。
なぜ、大晦日に「そば」を
食べるのでしょう?
そばを食べる所以としては、
・そばは他の麺類よりも
切れやすいことから
「今年1年の災厄を断ち切る」という意味
・そばは細く長いことから
延命・長寿を願ったものであるとする意味
・薬味のネギについては
心和らげるという
「労ぐ(ねぐ)」の意味
と、来年良い年になりますよう
様々な意味合いが込められています
(参考:ウィキペディア)
また、昔から
そばは体によいものとされ、
食べると内臓に溜まった毒を
取り払ってくれる
とも言われています。
皆さんはもう食べられましたか?
我が家の”年越しそば”は
父が作るのが恒例。
父が作る唯一の料理で、
毎年大晦日の夕飯に
家族みんなで
いただくのがお決まりです。
父の年越しそばが恒例になって
早20年
私が中学生の時からの古い歴史
普段は不器用で、シャイで、
想いを素直に表現するのが苦手な
父が作るそばは
やっぱり不格好で
太さもバラバラ笑
切れるのがよいとされるそばですが
本当に細切れで
当時は子どもながらに
「下手くそだなぁ」と
感じていた記憶があります笑
しかし、愛情はたーぷり。
家族のために
美味しいそばを食べさせたい!
その想いを感じる料理が
年越しそばでした
どんなに娘にダメ出しをされようが
毎年諦めずに挑戦する姿は
ある意味、
私の誇りでもあったのです。
何よりも、
父が料理をしている。
その姿が好きでした。
そして
笑顔の絶えない食卓
懐かしい記憶です。
父のそば打ちの上達ぶりも
懐かしい歴史の1ページとなっています。
今年は婿や孫も参戦し、
久しぶりに
個性豊かな仕上がりと
なりました笑
移り変わる歴史の瞬間です。
食べることって
「人の人生や生い立ちに
とっても関わっている」
そう実感します。
だからこそ、
我が子には
食べるって楽しい!を
感じてもらいたい
そう想います。
2017年も
残り3時間となりました。
家族と大切に過ごす時間を。
そして良いお年を、
お迎えください。
2018年も
スタートから楽しい食卓が
待っていますね。
どうか、
お母さん自ら「食べること」
楽しんでくださいね♡
次のインストラクター通信は
大阪初!の
食べる筋トレ・インストラクター
斎藤かよさん
年明け1月7日(日)に
登場いたします。
お楽しみに♡
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子どもたちに、最高の未来を手渡そう!
こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映