今日からにんじんが農薬付きになりますよー？！

夫がイギリス人なので、
ついついイギリスの事情や、政治経済への興味が尽きません。

 

もうすぐイギリスが、ヨーロッパじゃなくなるって、知ってましたか？？！！

 

というと、そもそもイギリスは島国だから、ヨーロッパ大陸じゃないでしょ、と言われそうですが・・・

 

１９９３年にEUが発足してから、
イギリスはEUの一員です。

 

が、しかし、今年３月２９日をもって、
イギリスはEUを離脱します。

 

これも、

 

ワオ！！！

 

 

昨日のメルマガで、イギリスはEUのおかげで、食の安全が守られているところもあることを書かせていただきましたが、

 

EUから離れて独自の路線になると、また、どうなることやら。

 

また政治が変わると、食の流通も変わるし、関税の関係で価格も変わるし、

 

とにかく政治って、食に及ぼす影響が、むちゃくちゃ大きいものなんです。

 

これ、「ふーん、外国は大変だねぇ・・・」と、思いますか？

 

実は日本でも、イギリスのEU離脱ぐらい、大変なことが起こっているのを、意識されてますか？

 

昨年７月に日本は、TPPへの加入が決定し、国内手続きを完了しています。

 

＊TPPとは？

環太平洋パートナーシップ協定（かんたいへいようパートナーシップきょうてい）（Trans-Pacific Partnership Agreement、略称: TPP）は、環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定(EPA) である。

（wikipediaより）

 

ニュースでちらほらと見ていた記憶のある方もいらっしゃると思いますし、

 

とても懸念を抱えて見ていた方もいらっしゃると思います。

 

だけど、多くの場合、実際ママたちの会話には、TPPは登りません・・・

 

なぜなら、自分ごとのような気がしないから。

なぜなら、自分とは関係ないような気がしているから。

 

 

だけど、ですね、これ、

毎日口にはいる食について

かーなーりーのインパクトがあると思います。

 

ただ、私達が知らないうちに、なんでもコッソリ行われていきますので、

 

毎日スーパーで買っているアノ食材が、
じつはソレにスリかわている、なんてことがきっと、起こっていくんでしょう。

 

この、知らないうちに変わっていく、ということが、私は本当に恐ろしいと感じています。

 

私達が普段食べている食材も、昔はすべて、農薬フリー、添加物フリー、だったわけです。

 

だけど知らないうちに、それらが、コッソリ勝手に変わっていっていて、消費者はまったく気づいていない。

 

 

例えばスーパーとかで、

「はーい、みなさーん、明日から販売するにんじんは、農薬つきになりまーす」

なんてアナウンスは、
まったくきいたことがないですよね。

 

 

これが、食が摩訶不思議で、恐ろしいところ。

 

知らないうちに、どんどん生活に入ってきて、気づいたら食べるものがすべて入れ替わってしまっている。

 

自分の意志で選んだのではなく、
毎日買っている同じもの、のはずが、
なぜか勝手に質が落ちていく。

 

そして知らないうちに、気づかないうちに、なぜか理由のわからない体調不良に見舞われたり、免疫力がさがっていったり。

 

イギリス人って、とっても政治に熱心です。普通に友達たちと、そういう社会や経済について、ママたちもディスカッションして情報共有しています。

 

こういうムーブメント、作っていきたいなぁ、日本でも。

 

ママたちが、気軽に、ファッションやメイクや保育園問題を語るように、

 

政治やTPPや、食糧事情について
語り合えるような空気。

 

結局は日頃、何を考え、何を思い描いているかで、その人が作られていきます。

 

もうすぐラグビーワールドカップや、
来年にはオリンピックもあって
ウキウキムード満載の日本ですが、

 

こういう、大事なことに関しても、
もっと興味もてるように私はなりたいですし、

 

そういう環境が、もっと普通にならないかな、と思います。

 

何が、食べトレにできるのかな。