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デブは病気である?!〜ダイエット&リバウンドを繰り返す高校時代

こんにちは、ギール里映です。

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.1232

 

=================
日本人の1/3を敵に回します
=================

小学校、中学校の記憶が、あまりありません。

 

デブで貧血で、
そのせいで体育の授業で落ちこぼれ、

マラソン大会ではビリから2番め、
運動会では誰にも期待してもらえず、

 

それで自己肯定感なんて、
あがるはずはない。

 

だから、いじめにも、合う。
見に覚えのないことで、
ある日突然、友達が一斉に
話しかけてくれなくなる。

 

子どもの私は、もちろんいやな気持になったけど、そのころから、傷つかない方法を編み出していたようです。

 

それは、存在を消す、そして記憶を消す、ということ。

 

そのせいかどうかわかりませんが、
私は、小学校中学校の楽しい思い出っていうのが、ほとんどありません。

 

登校拒否はしておらず、学校にはちゃんと行っていたみたいです。

そして、幸いか不幸か、成績は悪くなかった。むしろ、進学校ではなかったことで、そこそこ上位にいたわけです。

 

だから学校にいられたんですかねー・・・
記憶がないから、よく覚えていません。

 

高校生になって
小学校からエスカレーター式の高校ですから、まわりは知っているメンツばかり。

 

そこでようやく、「ちょっとはみだしている人たち」と、仲良くなることができました。

 

自分は人とちょっと違う、とか
なんか馴染めない、という想いを抱えて育ってきたメンバーが、自然とあつまった感じです。

 

そして、女子高生ですから、
流行るわけです、ダイエット。

 

当時はグレープフルーツダイエットが流行っていたり、センナ茶というお腹下しのお茶を飲んだり、下剤を飲んだり、

 

そんな、いまなら

 

「絶対、あかんやろ」

 

ということも、なにもわからないのでやりまくってました。

 

当然、カラダ壊します。

 

そのあたりから、過食になりました。
とにかく食べなきゃ収まらない、

 

スナック菓子やチョコを袋いっぱい買って、1日で食べてしまうこともザラ。

 

さすがに高校生だから、そんなにお金をもってるわけじゃなし、コンビニもまだなかったので、「夜な夜なコンビニに買いにいく」ことはありませんでしたが、

 

そう思えば、コンビニが当時なかったことは、ラッキーなことだったんですね。
もしあったら絶対に、毎日通い倒して、お菓子買いまくってたと思います。

 

それぐらい、食への執着が強く、
痩せたい!気持ちは鬼のようにあるのに、
やってる行為は、

 

過食+下剤・・・の繰り返し。

 

はっきり、いいます。

全世界の、肥満の方を、敵に回すかも知れませんが、はっきりいいます。

 

デブは、病気です。

 

動物は本来、そのもともとの自然環境にいたら、太ることはありません。

 

太った野生動物なんて、1匹もいないんです。

 

太ってるのは、

人、

ペットの犬、猫 

だけ!です。

 

代謝の機能が狂い
ココロの機能が狂い、
異常事態になっていることがサインとなって現れているのが

 

デブ

 

という状況です。

 

これに対応するのに、

普通の「減量」「ダイエット」だけで
大丈夫って思いますか?

 

過食は「ココロの病気」なんて言われることもありますが、それを、わけのわからない「ココロの病気」で片付けてしまっていいのですか。

 

むしろ、ココロの病気は、
食べるものが作っています。

 

病気だから、
対処療法的にダイエットとか、
ココロの薬を飲めばいい、というのでは
それは一生解決しない。

 

原因のない病気ってないんです。
原因のない結果って、ないから。

 

今の、その状態は、
何かの原因からしか、生まれないんです。

 

だったら、その原因を見つけ出し、
取り除き、
カラダ本来の機能を取り戻してあげれば

 

カラダは、勝手に、自分の心地よいカタチに、なっていきます。

 

だけど、原因を根本解決しないのに、
やれダイエットだ、やれ薬だ、
と、カラダに負担をかけ続けていたら、

 

カラダは、一時的には痩せるかもしれませんが、結果として、自分を破壊していることになります。

 

 

あー、なんか、高校時代のことを思い出して、とてもつらくなってきました。
今、自分が知っていることを、当時の自分が知っていたら。

 

だけど当時はそんなこと、知るよしもありません。

 

料理屋という、「ちょっと良いもの」を食べて育っていたはずの私ですら、そんな「病気」になったのですから、

 

そういう食を食べて育っていない人は、
なおさら、じゃないかな。

 

また、今は30年前の当時と違って、
食の選択肢が増えに増え続け、
コンビニ、ファミレス、チェーンのファストフード、自販機、ネットショッピング、
とにかく安くでなんでも手に入る時代です。

 

それも、ラインペイとか、ペイジーとか、交通系ICカードとか、キャッシュレスで。子どもでもコンビニで、ピッっと買い物できちゃう時代です。

 

そんな時代に、これから生き抜いていく子どもたちに、どんなものを選び、どんなものが自分の見方になってくれるのか、

 

伝えていくのは、親である私達の仕事です。

 

私は自分のこどもに、
私と同じ轍をふませたくありません。

 

食が好きだからこそ、
食べることでつまづき、
食べることで悩み、

 

そこから自らを病気にしてしまった。

 

 

まあ、この経験があったからこそ、
それが今、食べトレというコンテンツとなって、私が食を伝える、いや、伝え続ける理由となっているのです。

 

 

だけど、ここでまだ、私の食遍歴はおわったわけではありません。

 

大学時代、その後と、さらに事態は悪化していくのです。

 

続く。

 

 

本日も、お読みいただき
ありがとうございます。

 

ギール里映

 

 

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