わからない?なら、突っ込め!
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.1240
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若いなら、突っ込むしかない
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代表ギールがなぜ食べトレに至ったのか、
振り返って公開しております^^
(前回までのストーリーは、
一番下にリンクがあります)
東京に引っ越して就いた仕事は
現代美術画廊のスタッフ。
就職して1週間後には
飛行機にのって一路、バングラディッシュに・・・
若干28歳ですが、
そもそもイギリスに3年暮らしていて、
一人であちこち旅行にもいっているので
別に、海外がどう、とか、英語がどう、とか
そういうのは別に、どうってこと、なかったんですが、
問題は
美術館の学芸員さんたちと
美術品を買い付けする
↑↑↑
こちらです!!!
美大を出ているわけでもなく、
アートの何がいいのか悪いのかもさっぱりわからない、
そんな私が、国家予算(というか、自治体の予算?)を使った美術品の売買をになっていいものなんでしょうか。
もちろん、美術品の選定は、学芸員さんたちがしますよ、そのために、行かれるのですから。
しかしその売買にともなって、
お支払い方法の確認とか、値切ったりとか、輸送運送の手配とか、
それらもろもろの采配は、画廊の仕事になるのです。
何故かと言うと、日本の美術館は、海外から直接作品を購入してはいけない、という決まりがあるらしく、必ず日本の美術業者が間に入らないと、作品を購入できないのです。
それにしても、大雨がふったら道がきえて
経済がすべてストップしてしまうような不安定な国から、美術館に収める用の作品を輸入する手配をするとは。
もう、肚をくくって、やりましたよ。
ここでも、自分が若くて新参者だ、ということをめいいっぱいアピールして、
「経験はないけど、やる気は誰よりもある新人」の役割を、全うしてまいりました。
率先して動くとか、
目配り、気配りをして、つねに誰かの役にたつために行動する、とか
若さを利用して、その場を和ませる役割をしたりとか、
決してそういうこと、自分では得意だとは思ってなかったのですが、
状況が状況だけに、私ががんばらないと、画廊に迷惑がかかるわけじゃないですか。
私のせいで、「今後、お取引しません」なんて言われてしまったら、それこそもう、クビですよ。
だから、経験がないならないなりに、
できることを全力でやる!
これしか、戦法はなかったのです。
おかげさまで、
無事に2週間の行程を終え、
カルカッタとバングラディッシュの各地をめぐり、ほしい作品に出会えて、無事契約して帰国することができました。
現地の食事で胃腸をやられてしまった学芸員さんたちをよそに、私ひとり、お腹ひとつ壊さない、という快挙をなしとげ、
東京に居をうつしてからの初・大仕事を、無事に終えることができました。
いまから思えば、これって、ある意味、洗礼だったのかなぁ。
ちょこっと海外に暮らしたことがあるぐらいの若造が、画廊の仕事がつとまるのか?という、ある意味、試験、というか、なんというか。
この仕事のおかげで、
「ギールさんはなんでもできる」
というお墨付きをいただき、
そのおかげで、いろんな仕事を任されるようになり、
あっという間にディレクターにまでなりました。
教訓:
わけがわからなくても、
全力でやる
これしか、ないですよね。処世術って。
画廊では本当に、国内外、あちこちに行かせていただき、美術館さん、企業さん、個人さん、様々な方とかかわらせていただきました。
とあるアラブの国王からコンタクトをもらって、作品を販売したこともありますし、
とある画廊オーナー殺害事件があったときは、聞き込み捜査に警察が訪れたり、
海外のオークションで仕入れた作品、
届いて封を開けたら全く別の作品で、
大間違いをぶっこいたことがあったり、
大きな美術館で、国内最大級の
作家の回顧展を企画運営したり、
気難しい作家さんの交渉で、
なんども地方に脚をはこんで
想いをなんども伝えて作品を買わせていただいたり、
もう、画廊の舞台裏って、まるでサーカスのようでした。
ここで仕事をしながら学んだことは、
私の人生観の基礎になっているなと
今でも、思います。
その時のことを、こちらにも書いています。
http://tenro-in.com/mediagp/65529
(天狼院さんのHP)
画廊での仕事、本当に楽しかった。
しかしその傍ら、
夫と離婚、
おばの急逝
おじのリストラ、がつづき、
最後には
父にがんが見つかる、
という、なかなかココロに堪える出来事が
私の周りで起こっていたのでした。
この、「父のがん」が、
私を食の世界に導いた、最大のきっかけであったのです。
続く。
本日も、お読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映
=ギールのプロフィールストーリー=
さてここ数日、私、代表ギールのプロフィールをご紹介させていただいております。
最初からお読みになりたい方は、
こちらをどうぞ^^
<1>
信念をもって食べトレを伝えている本当の理由~代表ギールってこんな人
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/245814/
<2>
デブなのに貧血だった暗黒の小学生時代
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/246062/
<3>
デブは病気である?!~ダイエット&リバウンドを繰り返す高校時代
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/246304/
<4>
1週間で完売!福岡で食べトレ旋風
(大学、ラクロス部時代)
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/246539/
<5>
人生最大の挫折の先にはバブル崩壊、そして過食
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/246796/
<6>
負け犬人生
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/247171/
<7>
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/247401/
<8>
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/247636/
<9>
https://www.agentmail.jp/archive/mail/661/2005/248355/
=協会主催の講座は現在日程調整中です=
*インストラクター養成講座
協会主宰は、夏以降になります。
各インストラクターのページをご確認くださいね。
*食べトレ望診法講座「見えトレ」
次回、東京開催を予定しています。
こちらも詳細を今しばらくお待ちください。