愛を諦めない〜ボッカチオが伝えたかったこと

 

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愛を諦めない

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相変わらずコロナコロナで
お子さんをもつお母様たち、
本当にお疲れさまです。

 

ただ、私の周りだけで言いますと
皆、案外この機会をチャンスと捉えて、
普段できないことを親子で楽しんだり、

仕事もオンラインで開催したり、

何かと、新しい取り組みが生まれているようです。

 

いつの時代も、必要は発明の母といいますか、必要がないと新しいものは生まれてこないので、

 

こういう事態だからこそ
なにかが生まれる感じがして
ピンチはチャンスなんだな、と感じたりします。

 

コロナについては
昨日の夜も、食べトレのインストラクターでもあり、現役医師でもあるひろわたりひさこさんと遅くまで話していたのですが、

 

医療の現場では、インフルエンザのほうが驚異だし、今学校を休校にしているけれど、４月になったらどうするんだろう？

と、やはりちょっと「騒ぎすぎ」という印象を持たれているとのこと。

 

半数以上の方が感染しても無症状だといいますし、本当に、よほどの高齢者か、よほどの疾患をお持ちの方でない限り、そんなに心配することはない、

ということなんです。

 

とはいえ、やっぱり人は不安にかられる生き物ですので、その不安からくる行動が、むしろ私は恐い。

 

今スーパーでは、納豆が売り切れたそうです。

そして味噌も売り切れつつあるそうです。

トイレットペパーはデマだとわかっているにも関わらず、買い占めがおこり、いまではもう供給がなされているようですが・・・

 

私のメルマガ読者さんでしたら、
きっとこういう状況に何やらもやもやしたものを感じている方も多いんじゃないか、と思います。

 

そんななか、今日面白い記事を見つけました。それをシェアさせてください。

 

コロナで荒れる人たちが失った
「大切なもの」

現代人が昔の人とほぼ
変わらないという事実

https://toyokeizai.net/articles/-/335643

 

 

イタリアではいま、ものすごい勢いで感染者が増えており、観光産業で生きている国としては、大打撃を受けています。

 

日本と同様、学校も休校になり
国民は不安に包まれて生活しているという
日本と同じか、もしくはもっと大変な状況です。

 

そんななか、とある学校の校長先生が、１９世紀に発表された文学作品「いいなづけ」を今でこそ読んでほしい、という学生向けメッセージを発したところ、

それがバズって、今では世界のあちこちで翻訳をされているそうです。

 

１８２７年に出版された「いいなづけ」は、結婚を誓った２人がさまざまな妨げにあい、離れ離れになるけれど、最後はめでたく結婚する、というストーリーです。

 

2人が乗り越えなければならない試練の中で最も恐ろしいのが、１６３０年にイタリア北部を襲ったペスト。自らの命を守れるかも定かではないのに、それでも相手を思う、ピュアな心を持ち続ける２人の姿が胸をうつ、そんな作品です。

 

詳しくは、本文をぜひ読んで頂きたい。

https://toyokeizai.net/articles/-/335643

 

こちらでボッカチオが伝えたい２つのメッセージというのが、本当に秀逸だと思います。

 

１つは

どんなにつらいことでも
いつかは必ず終わる　ということ。

 

そしてもう１つは

どんなときでも、愛を諦めない
ということ。

 

さすが、愛の国イタリア人のいいそうなことですが、まさにこれにつきるな、と。

 

 

こういうときだからこそ、
「自分だけが良ければ」
という考えで動く人と、

 

「自分に何ができるか？」
と社会や世界を考えて動く人の
大きく２種類に分かれます。

 

どちらが多数かは、
ご想像におまかせします(^_-)-☆

 

 

そして、

どちらになりたいかは
自分で決めるしか、ありません。

 

いつの時代も、少数のクレイジーな人たちが、世界を変えていきます。

 

世界を変えるほうと生きると決めるのか、
もしくは
その上で生きるだけと決めるのか。

 

やっぱり、

愛を諦めたくないですね(^_-)-☆

 

 

そんなこんなで、
週末は息子と二人、福岡にいってきました。

美術館や博物館は軒並みお休みでしたし、どこにいっても人が少なくて、
閑散としていたのですが、

 

唯一、訪れた大濠公園は、
人で賑わっていました。

 

家族と集い、子どもたちと遊び、笑って過ごす親子の顔が、たくさんありました。

 

そういう様子を見ていると、
コロナなんかでおびえているのが
本当にバカバカしいなあと感じてしまうほどでした。

 

全力で、今できることを。

全力で、愛を諦めない。

 

素敵な言葉だな、と思いました。

 

 

本日もお読みいただき
ありがとうございます！

 

 

ギール里映