自分にくつろぐということ
ギール里映です。
ーーーーーーーーーー No.668
自分に寛ぐ
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魅力的な人ってどんな人?
大解剖シリーズその3
いまを生きる人
いま、この瞬間を
しっかりと生きている人って
魅力的だなあと思います。
大きなことから
小さなことまで。
大きなプロジェクトや
夢に向かって全力で動いている人、
美味しそうなご飯を
にこにこと美味しそうに
ばくばく食べている人、
全国ツアーにでて
観客を魅了するアーティストさんや
虫取りに一生懸命になっている
小学生男子たち、
そんな、ひたむきさや一生懸命さが
まるだしの人って、素敵だなあと思います。
子どもたちが美味しそうに食べているのをみるのが好き、という人が多いのは、そういう理由なんじゃないかと思うのです。
Youtubeなんかでも、
ただ何かをじーっとやり続けている動画とか、なぜか再生回数がすごかったりします。
人は、ただもくもくと
没頭してやり続けている様をみると
なぜか心が動くのですね。
魅力的なひと、というのは
人の心を動かす人のことです。
人の心を動かす人というのは
ときに遠慮がなかったり
ずかずかと入り込んできたり、
社会の常識、というフィルター越しに見たら、決して礼儀正しい人ではないかもしれない。
もしかしたら無礼で、遠慮がない人かもしれない。
だけど、
誰の心にも残らないように
存在を消してしまおうとしている人よりも、
人に迷惑になるかもしれないけど
自分の意見をがつんと言ったり、
人の懐の入り込んでくる人のほうが、
やっぱり、なんだか、魅力的だと思うのですよ。
自分が、配慮しているつもりなことは
じつはそうは写っておらず
じつはただの遠慮になってしまっていて、
誰の心も動かさないかもしれない。
配慮って、配慮という概念が頭をよぎった瞬間に、もうすでにできているものですから、
それをわざわざ、パフォーマンスとして
やらなくてもいいのです。
配慮と遠慮を履き違えて、
誰の心にも響かない、届かない行動になってしまっていたら、
それはせっかくの想いが、もったいないことになってしまいます。
とにかくいまの、目の前のことに
一生懸命でありたい。
なにか目の前のことに
没頭できる自分でありたい。
みなさんは、なにか自分が没頭できることをお持ちですか。
「物欲がないんです」って、
わがままじゃなくていい、と思われがちなんですが、
じつは自分の心が動くポイントを持っていない、というか気づいていない、という、
自分がじぶんであることに寛いでいない証拠、ともとれるのです。
いまを一生懸命生きることは
自分がじぶんであることに寛いでいること、
でないと、なりふりかまわず
一生懸命になれないですから。
自分が自分であることに寛ぐことができると、好きなことに没頭したり、全力で楽しむことができます。
そういう人が、魅力的だと、
私は思うんです。
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映
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