5月病より怖い?!9月病とは?
こんにちは、ギール里映です!
子どもが生まれ変わる食事vol.336
新学期が始まり、
1週間がたちました。
お子さんはご機嫌よく
学校(もしくは幼稚園)を
スタートさせましたか?
長い夏休みの後には、
子どもにこんな症状が見られることがありまます。
✔︎やる気が出ない
✔︎不安な気持ちが続く
✔︎眠れない
こんな症状が見られたら、
それはもしかしたらお子さんは
9月病なのかもしれません。
「学校へ行きたくない」
から始まって、
朝起きられない
なんだかだるい
夏休みらしいことができなかった
こんな想いが強くなって、
学校や幼稚園に行きたくないとぐずる、
という状態になり、
こういう状態が続くと、
ますます症状は悪化して、
本格的なうつ病に発展することもあります。
そしてそれがさらに悪化すると、
とっても恐ろしいことに、
自殺する子どもが増える、
なんていうことになります。
8月31日のYahooニュースによると、
「内閣府の「自殺対策白書 2015年版」によると、
1972~2013年の42年間に
自殺した子どもの総数は
1万8048人で、
これを日付別に合計したところ、
最も多かったのは9月1日の131人だった。
次いで4月11日の99人、
4月8日が95人、
9月2日94人、
8月31日の92人と続いた。
夏休み中(7月下旬~8月上旬)は
40人以下の日が多いが、
8月20日以降は連日50人を超えていて、
夏休みや春休みなどの
長期休暇の終わりが近づくと、
子どもの自殺者が増える
傾向にあるのは明らかだ。」
と、休み明けの子どもたちのココロが
不安定になることが
数字としてわかります。
こういうニュースをみると、
「うちの子は大丈夫だよね」
と、
うちの子に限って症候群を
発症される方が
大変多くいらっしゃいますが、
これは決して他人事ではない
ところまできているのです。
ある調査では、
2025年には、
うつ病のこどもが2人に一人、
とも言われるぐらい、
身近な症状になっているのです。
私としてもみなさんに、
あまりオソロシイことを
言いたくないのですが、
現状がどういうことかというと、
「今何もしなくて
このままの生活を続けると、
1/2の確率で子どもがうつになる」
ということ。
これを食事で紐解いてみると。
✔︎やる気が出ない
こういう状態になるのは、
胃や脾といった、
消化のかなめとなる臓器が
夏の暑い季節から
秋へ移り変わるときに、
どうしても負担がかかるため。
夏の間に冷たいものや
甘いものをたくさん食べすぎることが
原因となっています。
✔︎不安な気持ちが続く
胃や脾(ひ)が弱ると、
それが腎(じん)を攻撃します。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、
それも特に冷たいものだと、
腎臓の働きを弱めてしまいます。
そうなると自然に、
”恐怖”という感情が生まれて、
不安な気持ちを増幅してしまいます。
✔︎眠れない
不安な気持ちが芽生えると、
それが心(しん)を攻撃します。
そのため、
血液をカラダに循環させる機能が
ダウンしてしまうので、
夜になかなか眠れない、
という状態を
生み出してしまいます。
と、このように、
それぞれの症状が独立しているのではなく、
すべての症状はそれぞれに
相関関係があるのです。
それも、元を正せば、
原因は意外とシンプルだったりします。
原因がわかったら、
それを取り除けばいいだけ、ですよね。
もし今お子さんが、
これらの症状で元気がなかったら、
ぜひ夏休みの間に食べていたものを
思い出してみてください!
しかし、もう食べてしまったものは
なかなか取り返すことができません。
では、どうやってここから
リカバリすればいいのでしょう?
続きは、明日!
今日もお読いただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映