こどもがお菓子を欲しがります、の解決策
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.525
先日個別相談会で
こんな質問をいただきました。
「こどもがどうしても
お菓子をやめられないんです」
この相談、
本当に、本当に、
よくいただきます。
私がいつもお伝えしていることはまず、
それって、
こどもの責任じゃなくて、
目の前にお菓子を
買っておいている
お母さんの責任だよね、と。
だって、
お母さんが買ってこなければ
(もしくはお父さん)、
こどもは自分で買いにいけない。
といってしまうと、
単純に買ってくる
お母さんを責めてるみたいですが、
そういうわけではありません。
大事なことは、
お菓子をあげるとしても、
あげないとしたとしても、
お母さんが自信をもって
決断して実行することが
大切なのです。
ではどうやったら、
お母さんが自信を持てるのでしょう?
まず、お菓子について。
もし自分が
「あげたくないな」
と思っているのなら、
その気持ちをなぜ素直に
こどもに伝えてみない?
こどもだから、わからない、
ではなく、
親が本気だったら
こどもはわかりますよ^^
もし本気であなたが、
「お菓子は食べないほうがいい」
と思うのであれば、
それがなぜかを
きちんと伝えてくださいね。
それがもし難しいと言う場合、
今度はこどもがなぜ
お菓子を欲しがるか、
その理由を考えてみましょう。
こどもがお菓子を欲しがる理由は:
1
見えるところにおいてあるから
2
お菓子を食べることが
習慣になってしまっているから
3
お腹が減っているから
4
砂糖やアミノ酸中毒になっているから
これ以外の理由で、
こどもがお菓子を食べたがる理由は
ありません。
(お菓子についている
おまけが欲しいから、
というのは理由に入れてません)
理由がわかったら次は、
その理由を一つ一つ
つぶしていけばいいのです。
1から3は
比較的簡単です。
1
見えるところに置かない
買わない
まずお母さんが買わない。
それでもきっと家のなかには、
夫が買ってきたお菓子、
じいじ&ばあばからもらったお菓子
ママ友からもらったお菓子
なんらかが、常にある家も多いと
思います。
だからわざわざ、
親が買わなくてもいいのでは?
人も動物です。
目に入ったら「欲しい」と思うのが
動物のサガなので、
とにかく目に入らないように
してあげればいいのです。
2
習慣を変える
おやつを食べることが
習慣になっているのであれば
その習慣を何か別の
習慣にしてしまいましょう。
お菓子、じゃなくて、
軽食を食べるとか。
これは実は
次の3番とも関わってくるのですが、
小腹がすいたらお菓子、
ではなく
小腹がすいたら軽食
という習慣に変えていきましょう。
こどもの習慣を変えられるのは
親だけです。
3
おやつじゃなくて
ご飯にしてしまう
お腹がすいて
お菓子をたべたがるのであれば、
それはいっそ
ご飯にしちゃってください。
お菓子はいくらたくさん食べても
お腹も心も
満たしてはくれません。
美味しいものを食べることによって
得られる
本物の満腹感、満足感は、
本物のご飯からしか
もたらされないのです。
もしこどもたちがお菓子を嬉々として
喜んで食べているとしたら?!
それは、実は最も危険なサイン。
つまり4番。
砂糖中毒、アミノ酸中毒です。
これらは
かっぱえびせんのように、
食べ始めると
「やめられない、とまらない」
になるように、
ものすごい企業努力と
工夫を施されて
作られています。
砂糖やアミノ酸の害については、
私がメルマガで書くまでもないですが
そんなくだらないお菓子のために、
こどもが虫歯になったり、
アレルギーになったり、
発達障害になったり、
便秘になったり、
頭痛もちになったり、
低体温になったり
貧血になったり
するのが、
私はあまりにも
ばかばかしい、
と思ってしまいます。
そんなお菓子たち。
わざわざ親が子どもに
買い与えなくても、
保育園のおやつでもでるし、
学童のおやつでも、出ますって。
わざわざ家にまで
買っておいておく必要は
なくないですか。
だから、
お母さんがしっかりと自信をもって
「うちは、買わない」
と決めてください。
まずはそこからスタートしないと、
何も決まらないし、
何も変わらない。
決めたあとは、
それをどうやって実践するかの
具体策を考えればいいだけです。
本当に一番良いのは、
お菓子がなくてもおっけ〜
な環境を、
お母さんが作ってあげることです。
普段の食事で、
ココロもカラダも
しっかりと満たされる食事を。
心地よく満腹感を得られる、
愛情こもった毎日のご飯を。
お菓子を与える、
与えない、
どちらにしても、
家庭の方針をしっかりと
決めておかないと、
迷って困るのはこどもです。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映