食の選択:イギリス人の場合〜何をどう選ぼうと、個人の自由
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.637
今日もロンドンより
お届けします。
今回のイギリス滞在、
ロンドンはたった2日間なので
中心部の小さなフラット(マンション)
を借りています。
そのため、
周りは繁華街なので
楽しげなお店がたくさん並んでいます。
イギリスの夏は夜の
10時ぐらいまで明るいので、
昨晩は近くにスーパーにて
食材を買い込んで夕食。
ただの、近所のスーパーなんですが、
ふつーにオーガニックのりんご
オーガニックのバナナ
オーガニックのパン
オーガニックのライスミルク
オーガニックのバター
オーガニックのコーヒー
オーガニックの紅茶
(しつこい?)
が手に入り、
しかも、安い。
また、食品の表示も
しっかりしていて、
何が、どれぐらいの割合で
入っているのかも
全て表示されています。
しかも、国が「遺伝子組み換え」
を使うことを一切禁止しているので
加工品も安心。
(使用して良い添加物の種類も
日本の100分の1ほど)
また、もっといえば、
時期国王である
チャールズ皇太子が
自分のオーガニックブランドを
持っているほど
(しかも、これもまた
普通のスーパーで買える…^^;)
国民全体で
「そういうのが、いいよね」
という空気があります。
というと、国中全部が
すごい食材、みたいに捉えられますが、
決してそうではありません。
やっすい屋台で
あほみたいに不味いハンバーガーとか、
ダンボールを食べているみたいに
ぺらっぺらのピザとか
一体何時間煮たのか???
というぐらい
ぐにゃぐにゃのパスタとか。
これらは
驚くほど安く販売されています。
そういうのを選ぶ人たちは
移民で本当にお金がない
とか
本当に、本当に貧困層だったり、
労働者階級でなんの知識も
ない人たちだったり。
しかし、だからといって
オーガニックを選ぶ層が
オーガニックにこだわりすぎて
外食や楽しむことが
できない、のではなく
ふつーにアイスクリームも食べるし
ふつーに、ジャンクを食べる日もあるし
ふつーに、外食を楽しんでもいる。
大事なことは、
まず自分にどんな選択肢=権利
があって、
それをどのように選ぶのかという
個々の生き方。
個人主義が行き渡っているイギリスですから
誰がどんな選択をしようとも
それは個人の責任、で終わります。
なんだか今日は、
英日比較論みたいに
なってしまいましたが、
そもそも私の専門は
ジャーナリズムなので
ご容赦ください^^;
たまには、難しいことも
書きます。
せっかくロンドンですので、
国際的な観点からの
日本を眺めることで
何か参考になることがあれば、
と思います。
何を、どう選ぼうと
それは個人の自由。
どうか人に流されず、
自分が知識をもち、情報をもち
それを自分の軸で選び取る
そんなことができる
自分でいてくださいね!!!
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映