”ちゃんと”食べて!でこどものココロが折れる
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.801
今年のクリスマスには、
こどもに自己肯定感をプレゼントしよう!
そんな想いで、
今月のテーマは「自己肯定感」です。
こどもの心をずたずたにする
呪いの言葉 笑
食べる筋トレ編 その2:
ちゃんと食べなさい!!!
昨日のメルマガ、
「はやく食べなさい!!!」
について、
フェイスブックのシェアをいただいたり、感想をいただいたり、
とても反響が大きく…
それも、そのはず。
これは私を含め、
リアル子育て中のママたちが100人いたら、必ず、絶対、100人全員が言っているにちがいない言葉なのです。
だけど”みんなが言ってるから”といってそれが絶対的に良いものでも、
当たり前のものでもない、
ということに、気づいていただけたらうれしいです。
そんな気づきがあった読者さまから、
感想をいただきましたので
ご紹介しますね。
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はじめまして、いつもメルマガ拝読しています^^ ○○です。
今回のテーマ、まさに毎朝の我が家!!
6歳と3歳を保育所に送り出すまでの戦争が浮かんできました。
今日のメルマガ、
ストンと腑に落ちました。
何も完食させる必要ないんですねっ
怒られながらせかされながら食べる食事なんて、全くおいしくないですよね。
今夜の食事から、早速実践してみます。
食事って楽しいって、子供たちに思ってもらえるように
ありがとうございました☆
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Mさん、ありがとうございました!
そうなんです、完食、しなくていいんです。
(と言ったら、あらゆるところから白い目で見られそうですが…)
確かに昔は、
残さずに全部食べることが美徳だったし、
日本特有の「もったいない」精神のため、
食べ物を残す、ということがタブーでした。
私も小学校のころ、給食がいつも食べられなくて、
5時間目が始まっても一人、ずーっと給食を食べさせられている子どもでした。
とにかく、給食がまずかったので
その時間が毎日、苦痛でしかなかったことを覚えています。
また日本では、お呼ばれしたときなんかで
出されたものを全部食べるのが礼儀、
とされているので、
とにかく全部食べないといけないんだ!!!
と、国民全員が思い込んでいます。
しかし一方、インドやアラブ圏の国では、
出されたものを全部食べる、ということは、
食べ物が足りなかった
不満だった
ということを表すサインなのだとか。
つまり、完食しちゃうことがむしろ
失礼にあたります。
私もやっぱり日本人なので、
残すって勿体無いよね、
と思うことはありますが、
国によって、こんなにも当たり前が違うんですよね^^
さて、今日は2つめの呪いワード、
”ちゃんと食べなさい!”
について。
これは、簡単です。
”ちゃんと”に、具体的なものを
はめ込んでいけばいいのです。
こどもの年齢にもよりますが、
ちゃんと、の意味は、
たとえば椅子にすわって
前を向いて食べることが
ちゃんと、かもしれないし、
ストイックにテレビも見ず、
スマホも見ずに食べることかもしれない。
完食すること?
綺麗にたべること?
はやく食べること?
栄養バランスよく食べること?
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いっぱい、ありますよね。
だけどこうやって書き出して見たら
これら一つ一つって
実はぜんぜん意味がないことを
感じていただけましたか??
わたしにとって”ちゃんと食べる”って、こんな感じです。
食材の、生命力が高いかどうか
食事を心から楽しんでいるか
これら2つが”ちゃんと”食卓にあれば、こどもは、絶対に大丈夫です。
みなさんの”ちゃんと”って、なんですか?
何がみなさんにとって、
大切なことですか?
ちょっと立ち止まって、
考えて見てくださいね。
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子どもたちに、最高の未来を手渡そう!
こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映