子どもは「悪い子」に育てなさい
こんにちは! ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.393
昨日、とある出版記念セミナーに
出席してきました。
その本とは、
いぬかい良成さん著
子どもは「悪い子」に育てなさい
天才児が育つ7つの習慣
いぬかいさんは千葉県で
幼稚園を経営され、
またオーストラリアにも
プレキンダーと呼ばれる
幼児教育施設を経営されています。
おじいさんが始めた幼稚園を
受け継いで経営している
3代目ということなのですが、
ご本人の経歴は
かなりアウトサイダーです。
幼少期はIQが160あったといいます。
文武両道で何をやっても
抜きんでいて、
サッカーでは小学校で
日本少年サッカー大会優勝、
中学から高校までは
千葉県選抜選手になりました。
何かと目立つ存在だったので、
暴走族の先輩に
声をかけられ、
リーダーになることを条件に一員となりました。
卒業後はファッションモデルデビュー、
そしてバンドを結成し、
レコードも発売。
米国チャート6位、ドイツチャート7位になったこともありました。
父親にはずっと反発していましたが、
こどもたちのキラキラした笑顔に
子育てができる環境の素晴らしさに
あらためて開眼し、
先代の意思をつごうと決意。
世界の教育現場から学んだメソッドを生かして、
「世界基準の子どもを育てる」
ことをミッションとする
「SEIRYOメソッド」を
確立されています。
(プロフィールは著作
子どもは「悪い子」に育てなさい より)
セミナーでは、
いぬかいさんの講演の他にも、
元吉本芸人 笑顔の伝道師
講演リピート率100%
自己肯定感を引き上げるプロフェッショナル
Vita Sayaka Naitoさん
炎の講演家
鴨頭 嘉人さん、
医療革命家であり遺伝子のパイオニア
陰山康成さんが
応援講演に駆けつけ
実に盛りだくさんの
内容になっていました。
あまりにも内容がもりもりすぎたので、
今日のメルマガだけで
全てをシェアするのは
無理なのですが、
今日はいぬかいさんの言葉からひとつ、
シェアしたいと思います。
最近のお母さんんの悩みで多いのは、
「イライラして、
子どもにあたってしまうんです」
というものだそう。
「はやくしなさい!」
「なんでできないの!」
「いいかげんにしなさい!」
と、ついつい怒鳴ってしまって
あとから自己嫌悪に陥るという
お母さんが、ほぼ100%いらっしゃる
というのです。
そんな経験、ないですか?
こどもを取り巻く環境は
昨今実に恵まれていて、
いろんな学習法や
学習施設、
学習教材が
あふれています。
こんなにも恵まれているのに、
なぜか子どもに関する
問題が後を絶ちません。
いぬかいさん曰くこれは、
「お母さんの心のコップが
満たされていないから」
だといいます。
お母さんたちはこどもを
いい子に育てようとしていて、
子育てのプレッシャーに耐えながら、
多くの情報にさらされながら
頑張り過ぎているのだと。
「いい子」「悪い子」の定義は
いろいろあると思いますが、
いぬかいさんのいう「悪い子」は、
自分の頭で考えて
自分の意見をしっかりともち、
親の言うことを聞かないことも
あるけれども、
他の子と違うように
考えることができる子どものことです。
出る杭は打たれるけれど、
その杭が、ヒーローになる。
そんな風に、子どもたちを育てたい!
というのが、
いぬかいさんのメッセージでした。
これまで偉業を成し遂げてきた偉人たちは、
往往にして幼少時代、
問題児だったというエピソードがあります。
破天荒なこどもを認め、
むしろそれを応援してあげる。
人がやっていることは
むしろやらない。
そんなぐらいのほうが、
むしろ天才に育つのかもしれません。
いぬかいさんのお話は、
とても共感するものでした。
彼の経営する幼稚園が
大人気なのがわかります。
「自分のこどもを、
どのように育てたいですか」
これは私が、
いつもお母さんたちに問うている質問ですが、
今日はあらためて、
その意味を自分にも問いかけなおした日でした。
こどもたちに、
最高の未来を手渡してあげたいと
こころの底から思います。
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映