ロンドンのテロと、ブラジル鶏肉の共通点とは？

 

こんにちは、ギール里映です。

 

 

子どもが生まれ変わる食事 vol.542

 

 

 

昨日ニュースで
ロンドンでのテロが
報道されていました。

 

 

日本に住んでいると
テロ事件って、
あまり意識がいかないものですが、

 

 

実はさる３月２０日は
オウム真理教事件が起きて
２２周年だったのを
覚えていますか？

 

日本中を震撼させたこの事件、
すでに過去の話、
になってしまってますね〜

 

 

当時、２２年前は、
私はロンドンに住んでおり

 

 

学校の休み時間に
カンティーン（食堂）にあった
テレビでこの報道を聴いて、
耳を疑った記憶があります。

 

当時、２３歳の私
まだまだ日本も、世界も、
何も知らない小娘にとって、

 

 

ニッポンでそんな事件が起こるのか！！！
と、
目から鱗どころの騒ぎではなく、
鯛一匹落ちましたよ。

 

 

振り返ると当時のロンドンは、
テロは割と、日常茶飯事でした。

 

 

いつも学校に通っているバスも、
爆破されたことがありましたし、
（乗ってませんでしたけど）

 

 

いつも行く公園にあるゴミ箱が
爆発したこともあります。

 

（この事件からロンドンでは、
公衆にゴミ箱をおかないことになり、
かなり不便になった時期が
ありました）

 

今でこそテロは
イスラム系が多いですが、

 

当時のテロといえば、
なんといっても
IRA

 

つまり、独立を訴える
アイルランド人たちでした。

 

 

今ではすっかり
IRAはなりを潜めてしまい
全く話すら、登りません。

 

 

まあでも、
イスラムとか、
アイルランドとか言っても、
所詮日本からは遠い〜〜〜
ですが、

 

 

実はテロリズムって、
私たちのすごく身近にあることを
知ってますか？

 

 

いわゆる、
Food Terrorism
（食のテロリズム）です。

 

 

 

これは、
社会へのインパクトや
大量虐殺を目的として
大量に流通する食品に
毒物を混入させる
というもの。

 

日本でも、
昔あったグリコ事件や、

 

 

最近ものもでも、
冷凍餃子事件などの
毒物混入事件が
これにあたるのですが、

 

 

私はこのFOOD Terrorismは、
もっと根が深いものだと
思っています。

 

 

つまり、どういうことかというと、
これも先日あったニュース、
ブラジルの鶏肉事件と
関係しています。

 

ブラジルの鶏肉事件とは？

 

ブラジルの食肉加工業者
２１社が衛生基準を
満たさない食肉を
販売したとされる問題で、
各国に影響が広がっている。

中国などがブラジル産食肉の
輸入を停止したほか、

日本も検疫の段階でこの
２１社の鶏肉などについて
とめおく措置を取っている。

（日テレニュース 3月22日より）

 

というもので、
つまりは食品業者たちが
自分たちの利益を守るために
ひどいことをした
ということなのですが、

 

 

実はこのようなことは
日常茶飯事で
あちこちで起こっています。

 

 

例えば、
何気なくスーパーで買っている
お惣菜に使われている植物油は、

 

原料がアメリカ産の
遺伝子組み換え菜種だったりするし、

 

コンビニで普通に売られている
チョコに入っている砂糖、
その原料はもしかしたら
遺伝子組み換えてんさい大根から
作られた砂糖かもしれない。

 

これらも、
ブラジルの鶏肉と全く同じ
構造をしています。

 

どういうことかというと、

 

 

遺伝子組み換えはその毒性が
認められているにも関わらず、

 

 

大企業や政府の利益を守るために
情報やデータは操作され、

 

消費者の健康や幸せは
二の次とされて、

 

あたかも安全なものとして
普通に、そこらへんで買えるように
提供されている、
という事実なんです。

 

 

今は、グローバル社会となり、
食の構造もそれに合わせて
何層ものレイヤーとなって、
よりわかりづらく、
複雑な構造になっています。

 

 

だから私たちは、
知らないし、
気づくこともない。

 

 

それが今回、
ブラジルの鶏肉事件みたいに、
たま〜〜〜〜〜にニュースになるだけ。

 

 

そして多くの消費者は、
「それは、自分とは関係ないや」
と思い込もうとして、
大切な問題から
目を背けようとする。

 

 

そろそろ、
気付こうよ。

 

 

私たちの安全や安心、
そして幸せを脅かすものは、

 

 

オウム真理教でも、
イスラムでも、
IRAでもありません。

 

 

私たちが毎日、
何気なく選んでいるものが、
自分たちの幸せを脅かしていることに。

 

 

私は、人を傷つける
暴力は大反対です。

 

 

だから暴力的で
愛のない食べ物は
食べたいと思わない。

 

 

どうせ食べるなら、
愛にあふれるものを
毎日食べてください！！！！

 

 

まずは、危機感を持つことから
人は変われますよ^^

 

 

 

 

こどもの未来は、
食事で変えられる！

 

私はそう信じています。

 

 

こどもの本当の力を
引き出すのも、
つぶすのも
お母さん次第。

 

 

 

お子さんのチカラを
最大限に引き出せる
お母さんになってください！

 

 

皆様にお会いできるのを
楽しみにしています。

  

 

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

  

 

食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映