十五夜のうさぎとかけ、お母さんの思い込みと解く、そのココロは?
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.737
今日は十五夜!
〜月とうさぎと思い込み
今日は、十五夜!
関東地方はあいにくの曇りで
月が見えるかは微妙です…
季節のこういう行事は、
こどもたちに文化を伝え、
楽しむのにはもってこい!
なので、ちょっと調べて見ました。
みなさんは、
十五夜にはなぜうさぎのイメージなのか、知ってますか?
このストーリーは、インドのジャータカ神話に基づいているといわれています。
昔、3匹の動物たち、
うさぎ、きつね、猿が暮らしていました。
ある日貧しい老人がきて、
この3匹に食べ物を恵んでほしい、
と頼みました。
この老人はあまりにもみずぼらしく、
いまにも倒れそうだったので、
3匹は急いで食べ物を探しにいきました。
そして猿は木の実を、
きつねはお墓からお供え物をもってきました。
しかしうさぎは、何も見つけることができずに手ぶらで帰ってきたのです。
そしてうさぎは、申し訳なさそうにいいます。
「すぐに食べ物を探してくるので、火を焚いて待っていてください」
そしてうさぎは食べ物を探しにいきますが、
やはり食べ物を見つけることができません。
そうして手ぶらで帰ってきたウサギ。
猿もきつねも、うさぎのことを嘘つき!と罵りました。
すると、うさぎは言いました。
「私は何もとることができなかったので、どうか私を焼いて、食べてください」
そうしてうさぎは、自らを焚火のなかに投じたのでした。
そのおじいさんは帝釈天という神様で、うさぎのこの慈悲深い行為を永遠に伝えるために、月にうさぎを昇らせたそうです。
案外、怖いストーリーなのでびっくりですが、なかなか、考えさせられます。
ちなみにうさぎ、
日本ではペットとしてかわいがられていますが、
海外では普通に食べられています。
日本でも昔は食べられていたようですが、いまでは家庭でうさぎ料理を食べることは、ほぼないですよね^^
(一応、売られているようです)
この機会に、そういう外国の食文化に触れてみるのも、こどもたちにとっての「食育」になるかもしれません。
子「今日の晩御飯、なにー?」
母「うん、うさぎだよー」
子「・・・・・・」
こんな会話があったら、
面白いですよね。
だけどこのお子さんの反応って
親の先入観だと思うのです。
うさぎは食べないだろう、という先入観。
お子さんに食べさせるときに、
そんな先入観って、ないですか。
「こどもだから、こんなものは食べないに決まってる」
「こどもだから、こういうのが好きに違いない」
「うちの子だから、きっと食べないだろう」
そんな大人の先入観や思い込みによってこどもたちが学ぶ機会を、奪ってしまわないでくださいね。
楽しい十五夜を、お過ごし下さい^^
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映